BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 メタ情報を制するもの(Leapを経て)個人情報へ

 このポストの続き(シツコイ)。
 メタ情報って最終的にはそのオリジナル情報を発信している「個人」に紐付くということを発見。何だ当たり前かってことなんだが、各種情報を発信する「モノ」って、最終的には個人になる。結局のところ、個人はそれぞれ予算を持ち、経済活動をしている。各種の情報を選別し、メタ情報を操作することは最終的に経済主体である「個人」にたどり着く手法に過ぎなかったってことだ。
 つまりは資本主義経済の下で生きていくってことは、前のポストでちょこっと言及したが、「個人情報を売り渡す」ことなのだ。この「個人情報を売る」感覚を持たなければならない。ビジネスでもそうだ。自らの「個人という存在」を「会社」に売り渡してお金を頂戴する。会社は従業員の住居、電話番号、それから所得の概算(バイトもあるだろうしね)を知っている。そうやって従業員を囲い込むことで付加価値を社会に対して創出する。
 そう考えると、個人情報保護の観点もまったく変わってくるのでは?なんて思ったわけである。
 そもそも、資本主義経済下で「個人情報」を売り渡すことで生計を立てている我々は、「個人情報」など保護されていないのでは?ってことだ。正確に言うならば「個人情報保護」ではなく「個人情報売買取引における買い主の善管注意義務」であって、個人情報は「保護」される対象ではないってことだ。そもそも保護するんだったら、資本主義経済から完全に隔離されてしまえばよろしい。
 個人情報はそもそも「売買」するものなのだ。この感覚、これからは重要な気がする。
 さて、私の「個人情報」ってイクラなんだろう???