BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 久しぶりに物件・実査

 朝は本など読みながらだらだら。
 昨日、妻が急に胃が痛いといってしばらく七転八倒していたから、何かあったらいやなので、自転車の練習はパス。数少ない家族孝行をしてみる(苦笑) それだけじゃだめなんだろうな。
 妻の体調に問題ないことがはっきりしたので、昼過ぎに家を出て、永福町のMのRへ行ってみる。新聞の折り込みチラシで見た物件がちょっと気になったからだ。その家は、当初から言っている二世帯用でも何でもなく、50坪くらいの土地にちょっとしたデザイン(キュービカルなかんじ)の外観を持っており、しかも不思議なことに、平成17年に建てられたのだが、未入居のまま。相場観から言って妥当な値付けで我が家の予算の上限だったから、後学のためだな、ということで見てみることにしたのだ。
 MのRな人に案内してもらって、物件実査。
 あれ? そう言えばこれ、見たことあると思った。そうそう何週間か前に、浜田山4丁目の物件(更地)を実査にいったときに、帰り道、「こんなに新しいのに庭はボウボウで、人住んでいる気配ないし、なんだろうね?」と妻と二人首をかしげた物件、まさにそれ!だったのだ。
 鍵を開けて中に入れてもらうと、ほんと驚くほど、普通(笑) MなRの営業の方に聞いてみると、イヒ!の施工だとのこと。Hベルハウスってやつである。ドアから床材から洗面所、キッチンシンクまで、ほんとに絵に描いたような「標準品」のテイストむんむん。しかも、二階は六畳が二間あり、今の我が家の家族構成を考えると帯に短し、たすきに長しというかんじだった。MなRの方が言うには、「そもそもこの物件の施主さんは建てているうちに、どういうわけか気に入らないってことになって、売りに出した。別に怪しい物件ではない」とのこと。そもそも施主様がお金持ちなんだそうだ。要するにこのあたりの土地持ち様ってことらしいのだ。
 確かに、愛着がわくようなかんじの家には見えない。カタログからそのまま抜け出してきたような仕様だ。写真写りなんか考えていない状態だから、余計なまでの素っ気なさ。
 駅からは比較的近いし、日当たりも悪くないのだが、う〜ん、というかんじであった。 大手ハウスメーカーの品質ってのは、こういうものなのか、という一つの相場観が出来ただけでも価値はあったような気がする。別にそれが悪いとは思わない。ただ、どうせだったら、自分の好きなようにしたいってことだ(そういう消費者のニーズを、隈研吾氏は、癒しを求めるという意味において、「性風俗」という容赦ないメタファーで切っていたな)
 そのまま新宿へ行き、お世話になった方々にお歳暮を贈る。時間がぴったりだったこともこれあり、前々からの懸案だったヤン・シュバンクナイエルの「ルナシー」を鑑賞。お恥ずかしながら、妻と一緒に映画を見たのは生まれて初めて、という体たらく(苦笑) 「そもそもデートほとんどしてないよね?」とだめ押し的に言われた(苦笑)
 「ルナシー」終了後、中村屋でカレーを食べて、まっすぐに帰ろうかと思ったが、レイトショーでやっていた「エンロン」を見ることにした。関係ないけど、カレーを食べたら汗が沢山出た(笑) 更年期障害だろうか? いやいや単に香辛料のせいだと思いたい。
 上映は9時からだったから、伊勢丹セガフレートで時間を潰す。セガフレートでは、グラスワインの方がコーヒーよりも安いのだ(笑) だったらワインを飲んでしまうだろう。
 「ルナシー」と「エンロン」についての感想はまた別途。