BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 レッズが……

 勝った。


 早めに帰って、レッズvsセパハンをテレビ観戦。ここ最近のJ1でのフヌケぶりとはうってかわって、レッズは生き生きとしたいいサッカーを展開。セパハンの調子が悪かったというのもあるかもしれないが、中盤のプレスもびしっと決まって、コンパクトないいサッカーを展開。永井、ワシントン、長谷部あたりが精力的に動いてポンテの不在をカバーし、左サイドの相馬が切れのいいドリブルやクロスを見せ、永井の先制点をお膳立て。ワシントンの2点目はもう技あり、の一撃。ワンテンポずらしてキーパーを外して、あの角度のないところから正確に流し込むってのは、そう簡単にできる芸当ではない。すごいと思った。
 危ないシーンも数々あったし、失点はちょっと気の抜けたタイミングでぽかり、だから、あまり褒められないところもあるにはあったが、それを補って余りある守備、攻撃の切り替えの早さ、動き出しの連動感等々、逆に褒めるべきところはた〜くさんあったように思えた。
 しかも、今年のレッズはとにかく勝負強い。試合の流れを考えて、落ち着くところ、パワフルに攻め込むところ、しのぐところ、そのメリハリがついているのもうれしいところだ。
 さぁて、これが、さらに速く強く正確な人々相手にどこまで展開できるのか?非常に楽しみである。
 日本のクラブが欧州チャンピオンとガチンコで一戦交えるなんて、ちょっと前だったら考えられなかったと思う。代表は代表で頑張ってもらうとしても、やはりおらが街のクラブ、が世界で戦うなんて、そりゃあいいことじゃないですか。
 あらゆる物事に共通なのだと思うが、物事にキャップをはめてはいけないと思うのだ。そして、守勢に回らず、常に攻める姿勢をとらなければならないのだ。
 勝利の美酒に酔うのはそれなりに大変なのだ(笑)