BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 大学の同期会開催のための幹事会出席2回目、伊東豊雄

 夜、大学卒業20周年記念同期会の幹事会があったため、出席。2回目。
 どうやって連絡をつけようかというのが、主なテーマだった。まあ21世紀にもなったので、SNSとかさ、いろいろあるでしょ、そういうの使ってやった方がいいんでないの?だって今更往復はがきじゃないでしょ?という議論の傍らで、mixifacebookも使ったことないよ〜という人がかなりいて、ちょっとびっくり。
 自分で言うのもなんだが、我が母校は偏差値はけっこう高かった。
 多分関東地区では明らかにベスト5くらいにはランクされるだろう。そう考えれば皆さんの知的レベルはそう低くないし、所得階層もご職業をみるとそこそこ高い、はず。
 でも、40代前半、SNSとかあまり関心はないらしい。でもamazonは頻繁に利用するらしい。日本のITの浸透度というのは年代によってこうも違うのだということを目の当たりにして、なるほどなあと思った。
 いい意味でも悪い意味でも勉強になる。こういうフィールドワークの一環として、この幹事会を位置づけて、色々と勉強させて頂こうと思ったりした。
 帰宅してから、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」を珍しくリアルタイムで視聴。なんと言っても、伊東豊雄だったから。
 最近の彼の仕事でいうと、表参道のTOD'Sビルがかなり好きだ。構造体とケヤキ並木を一体化させる工夫は、見ていて気持ちいいし、好感を感じる。
 4ヶ月にわたって、ノルウェーオスロの図書館のコンペに挑む姿を追いかける。当然、番組の構成や尺からいって深掘りが足りないのは明らかなのだが、建築と向き合う真摯な姿勢には非常に好感をもったし、ある意味あこがれを感じた。かっこいいなあと素直に思う。
 結局コンペには負けてしまうのだが、「完敗でした」と悔しそうだが笑顔で語る伊東豊雄は、67歳とはとても思えない、若々しさとすがすがしさて、自分もこうやって年をとりたいと思わせるに十分だった。
 正攻法でがつんといくと伊東豊雄になるのだろうし、もっともっとトリックスター的に振る舞うと隈研吾になるんじゃないか、というのは最近のクマおたくの見方、である。
 ま、素人考えではあるが。