BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 ということで、良かった

 会社を超早めに出て、池袋のここで観戦。いつものメンツが徐々に集う。今回は少佐も一緒に行った。
 前半はたらたらとした試合展開。あとがないくせに、北朝鮮もガツガツと前に出てくるわけでもないので、相手が出てこなければ無理に出なくても(引き分けでもいいんだし)、といった大人の知恵というか対応の試合運びは、観ていてスペクタクル感はゼロだったが、それだけマチュアしたってことで、よいことなんだろう。

 しか〜し

 どうもジーコ采配には微妙に疑問が残る。左サイド。なんで中田浩二? まさか試合の流れによって4バックにして、4-4-2にでもするのかな?って深読みして考えてしまった。まあ、考えてみればプライド高いジーコが、中田浩二トルシエと同じように起用するはずがないもんな(苦笑) イメージ的には守り入ったときは3ボランチっぽくするってことなんだろうか?なんて考えたりした。
 しかし、ヤナギにしても、大黒様にしても、そこの起用についてはジーコ采配大当たりに見えるんだけれども、どうなんでしょ?
 後半になって、北朝鮮がラインをやや上げ気味にしてから、徐々に攻勢へ。ヤナギのゴールは運がいいと言えば運がいいのだが、信じてあそこに走り込んだ勇気とセンスに大いに拍手したい。大黒の裏とったシーンは痛快そのものだった。

 試合内容についてはこれ以上は言うまい。
 とにかく、低年齢からの強化体制、Jリーグ等々が有機的に結びついて、W杯常連国になってきているという事実(?)は一サッカーファンとしては喜ばしい限り。自転車で多摩川流しているときに、国立の河川敷グラウンドそばでいつも休むのだが、そこで行われている少年サッカーを観ていると、なかなか楽しい。小学生くらいの子のサッカーが昔よりも全然レベルアップしているのだ。ボールをもらえば、必ずきちんとルックアップするし、中盤でつなぐし。空いたスペース見つける力もなかなかどうしていいかんじ。
 日本の未来は案外明るい気がしています、個人的に。

 これで、2006年に何とか理由をつけてドイツ出張を企むという、密かな楽しみができたということを付け加えておこう。