BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 三島の歳を超えて

 今年の誕生日のときに思ったことなのだが、三島の歳まであと3年に迫った。
 ここで私が「三島の歳」と言っているのは、言うまでもなく、三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊駐屯地で自決した「45歳」ということを意味している。私にとって、「45歳」というのは「三島」の一件によって一つの節目となっていて、思春期真っ盛りの中学生時代の自分は、自分は理由はどうあれ45歳で死ぬに違いない、というアホな妄想を抱いていた。とはいうものの、今の自分を考えると、よほどのことがない限り、多分45歳で死ぬことはないだろう。逆に45歳では死ねないとも思う。色々あるしね(笑)
 三島の歳を超えて生きていくため、攻撃的に人生を過ごすことが肝心なのではないかということを再確認した。ここ最近、公私ともに色々な要因があって、無意識のうちに「保守化」している自分に、ふと気が付いたのだ。
 また、AFCチャンピオンズリーグの決勝でも、瞬時でも中盤でのプレスを怠り、ラインをだらだら下げてしまうと、あっと言う間にアタッキングエリアに攻め込まれ、危ない!と思えるシーンになっていたことをふと思い返し、三島の歳を超えて生きていくであろう自分に、もう一度鞭を入れ、残り何年か分からない人生を極力アグレッシブに生きていかなければならない、ということを再認識する次第である。
 もう一度自分自身に鞭を入れよう。