BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 AFCチャンピオンズリーグ決勝

 終業のベルが鳴るのとほとんど同時に会社を出て、掲題のAFCチャンピオンズリーグ決勝を自宅にて観戦。別に自慢するわけではないが、こういうときは、我が家のプロジェクターは大活躍である。ただ、声援を送るのが、妻と私の二名しかいないということくらいだろうか、イマイチな点があるとすれば。
 埼玉スタジアムは、ほぼ赤一色に染め上げられ、浦和サポーターのツボを心得た声援とブーイングは良い感じで選手を盛り上げたことだろう。そう言えば、先週一緒に食事をした友人は、この日の埼スタのチケットを自慢げに見せてくれたのを思い出した。彼は今頃スタジアムだなぁということを考えると、ちょっと羨ましい気もする。
 試合自体は引き締まったよいゲームだったと思う。時折、レッズの中盤が空いてしまい、アタッキングエリアでミドルをうたれてしまうこともあったのだが、あまり点の香りはしない。これが「ホームアドバンテージ」というやつだろうか。相手DFのミスを見逃さなかった永井の先制点はお見事。あそこを冷静に決めれるというのは、永井の力量もあろうが、レッズというチームが持つ、ある種の「強さ」の発露かと思う。相手の数少ないミスを見逃さず得点に結びつける力というのは、何と言っても強いチームの必要条件だし。ヘッドで押し込んだ阿部の2点目もなかなか見事だった。いい時間帯できっちりと得点したのは大きい。それにもまして、いつも飄々といったかんじの、ポンテや長谷部の気合い。ああいう気合いを見せつけられると、何だか我が身を振り返って反省してしまう。
 セパハンも良くまとまったチームだと思う。中東勢の得意技のミドルは、飛んでくればやはりひやっとさせられたし、失点後のパワープレイ、個人技、ともに比較的高いレベルだったと思う。
 久しぶりによい試合を見たような気がした。
 レッズが世界クラブ選手権に出れるということは、快挙と言ってしまっても良いような気がする。レッズは世界の舞台に一応片足をかけたかんじ?なんだろうか。サッカーは代表だけではなく、クラブなんだということを日本全国に示すためにも是非頑張って欲しいものだ。
 おめでとう!という感じである。