BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 レース当日

 朝、レース前には儀式がある。我々仲間内では、それを「軽量化」と呼んでいる。
 何のことはない、単にトイレに行くだけなのだが……。
 今日に限って、軽量化がいたく順調だった。しかし、順調すぎるなあと思った瞬間には、もう既に腹を壊していることは明らかだった。ヤバイなあ、と思っていたら、ゴローさんがストッパを二錠くれた。このストッパがなければ、私の今年の乗鞍は、多分完走することもなく、○○まみれのままで終わってしまっていたことだろう。本当にゴローさん、助かりました! しかし、今もって腹を壊した原因はまったく分からない。同じ料理を食べている人は、妻も含めて何の問題もなさそうだったし、私だけの症状のようだった。まあいいや。
 私の属するクラスは出走者が多いため、三つに分かれてスタート。私は7時48分にスタート。
 スタートしてから、例によって、中間地点越えて数キロまでは足も回るし、調子もよかった。今年こそ、1時間40分を切れるか?!というペース(毎年毎年そう思うのだ)だったのだが、しかし、やはりそうはうまくいくものではなく、例の石畳(石畳の区間があったのだが、今年は舗装し直されて抜群に走りやすくなっていた)のところからは、もう足が回らなくなってしまった。悲しい。
 ということで、サイクルメーターのストップウォッチ上では、1時間42分と出ていたから、昨年が確か1時間43分だったから、若干ではあるが、タイム短縮になったような気がする。正確な計測タイムは出ていないので、推測の域を出ませんが、自分なりにそこそこ満足ではある。
 ゴールする直前に、チャンピオンクラスで出走したメカ澤氏が下山待ちををしているところで、ちょうど出くわす。がんばって下さいと声をかけられ、彼のご機嫌な表情から、きっと今年も自己ベストを更新しているであろうことを確信した。
 ってゴールしたわけだが、ゴール地点が昨年よりも混んでいるようで、いつもの面々ともめぐり合えずに、そそくさと下山することにした。下山して、計測チップを返却したら、確か10時半くらいだったのではないか。風呂に入って宿の部屋で休んで、松本まで出て、大信州により、昨日オーダーした酒を受け取り、支払を済ました。昨日食べた蕎麦屋で榑木野で遅めの昼食。今日はワサビの花蕎麦を食する。付けダレにワサビの花というか茎が入っており、なかなかさわやかな味だ。蕎麦も昨日よりはおいしい。妻は、昨日同様に、夏野菜の掻揚げ蕎麦を頼んでいたが、掻揚げは昨日の方がおいしかったような気がする。なかなかうまくはいかないものだ(苦笑)
 松本で一応解散、今年もお疲れ様でした、というかんじである。
 途中、ストッパが切れたようで、腹痛に悩まされながら、大渋滞を耐え忍び、何とか自宅にたどり着く。辿りついたらいつも雨降り、というわけではなく、9時半くらいになっていた。遅めの夕食を食べて、即就寝した。
 レースはともかく、毎年のことながら、渋滞は疲れる……。

 今年もお疲れ様でした。また一つ、夏が終わりました。。。