中山素平氏が亡くなったそうな。会社から帰宅する途中、隣のオッサンが読んでいた新聞の見出しで知った。この場で言うのも何だが、謹んでご冥福をお祈りする次第。
不肖クマおたくめも、素平氏を大学、最初の職場の双方でかなり遠いが先輩とするものであり、最初の職場に入るときには、ある種の「アイドル」だったわけである。それに加えて、大阪支店勤務時代には、「生」素平氏を数回見たことがあり、長身の爺であることに少々びっくりした覚えがある。
まあ氏の業績については諸説色々とあるのだが、どちらにしても戦後経済界におけるその「存在感」だけはあったのではないかと思う。今現在の日本は終戦直後ほどではないにしろ、それと同等と言っても過言ではない、大きな変革期にあるわけで、変革期にこそ、「豪傑」が必要とされるのは世の常で、自分がその器でないとは思うモノの、氏のようになにがしかの足跡を日本経済に残したいと思ったりもする。まあ、どうでもいいや。
今日は会社を早々に出て、少佐と一緒に恵比寿で食事をした。少佐がお世話になっているという方をご紹介頂き、音楽の話と自転車の話をした。多趣味な方のようだ。なかなか楽しかった。
帰り道、井の頭線の中で口を開けて落ちてしまい（苦笑）、少佐に笑われた。
仕方ない。
