BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 接待

 朝は大手町に直行。いつもより30分くらいはのんびりできた。
 午後一で某VCの方がご来社。ちょっとした打ち合わせ。その後オヤジの茶飲み話や打ち合わせを経て、やや早めにオフィスを出て、接待(今回は受ける側)。場所はこちら。オリンピックのおかげですっかり有名になったプッチーニ(だよね?)のオペラにちなんだ名前がご愛嬌だ。
 前にも書いたことあるが、私にとっては赤坂アークヒルズは手痛い失敗をした会社の創業の地であり、なかなか思い出深い。このレストランのランチボックスをよく買っていたことをふと思い出す。あの頃のやや増長気味の自分の態度と言動を考えると、ちょっと寒々しくなってしまう。胸の奥底が痛むかんじ。それと同時に「忘れたい」というものすごい恥辱の感覚が蘇る。用を足しているところで、何の予告もなくトイレのドアをあけられてしまったかのような感覚。
 過去の自分というのは、私の場合、往々にして恥辱の対象であり、どちらかというと唾棄すべきもののようだ。ま、分裂病的なのかもしれない。
 接待はまあ接待なので、その場限りの盛り上がり。自分で言うのもなんだが、こういうところでの座持ちはよいほうだと思う。ま、そう思っているのは自分だけかもしれないけれども……。

 雨がひどかったが、タクシー奢ってもらって帰宅。ベッドに入って、「スペインの宇宙食」読んでいるうちに落ちた。