BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 何が大事か

 何が本質なのか、何が大事なのかということを最近よく考える。自分にとっては、何人かの友人と妻、父に母に弟、その他若干名が大事なのは明らか。言うまでもないことだ。
 じゃあ、それ以外で何かあったのか?ということを考える。あとは何だろう、自転車くらいか。自転車は無機物だけどかなり大事だ。
 それで十分じゃないかと思う。それ以上、何が必要なんだろう? 私は別に人に何かの影響を与えたいと思ったこともないし(仕事上必要だから、それなりに教育をすることはあるが)、本質的には人に説教をするほど暇ではない。
 そう考えていくと、無駄なことはどんどんそぎ落として、必要なことに自分の人生を絞っていかなければならないわけで、もう四十を過ぎている私には、残された時間はあまりない。無駄なことはできないわけで、する気もない。そう考えていると、今、自分がぐちゃぐちゃ考えていることは、全てどうでもよくなった(笑) 世界は私がいようといまいと勝手に進んでいくわけで、世界が私のことを呼んでいるなら、私はいつでもそこに行こう。でも、呼ばれもしないのに世界にしゃしゃり出るほど、私は傲慢でもないし、自分の器量というものを弁えているつもりではある。
 ただ、やることだけはやろうと思う。それがどういう結果を引き起こすかなんて、私には知ったことではない。私が責任を持つのは上述の方々に対してだけ、なのだから。
 ピンク・フロイドの演奏を聴いているときにそう思う。