BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 急遽

 父親からのたっての要望で、急遽軽井沢へ行くことになった。今年初ということで別荘開きである。行きは両親と妻の四人で、アルファちゃんへ乗り込み、一路軽井沢を目指す。天気もよく、また平日だということもあってだと思うが、道路も快適で、渋滞知らずなかんじで軽井沢へ到着した。
 向かいの敷地の中に生えていた唐松が何本か(といってもかなりの数)切られており、すっかり景観が変わってしまっていた。「何でことわりなく、切ったんだ?」とかで父親がぶつぶつ言っている。確かに他人の土地なんで木をどう扱おうと自由なんだが、景観が変わってしまっていたのには一抹の寂しさを感じないわけではない。ここ最近、父親のコテージの近くには、常駐される方も家を建てているので、色々とあるのだろうが、たまにしか来ない人間は我が侭なので、そういったことが気になってしまうのだ。考えてみれば、我が家族も30年くらい軽井沢にご厄介になっているのだが、その30年間の間に色々なことが変わったわけで、仕方ないと言えば仕方ないのだろう。
 夜は、父親が奮発してくれたので、レストラン不毛の地軽井沢で唯一優秀な中華料理を食べさせる「栄林」へ出かけることになった。家族でフカヒレを食したが、美味しかった。大満足である。この「栄林」は昔から美味しい。
 関係ないけれども、先に述べたように軽井沢はレストラン不毛の地、である。真っ当なレストランと言えば、私の中では、中軽井沢の「かぎもとや」(最近は味が落ち、分家筋の追分蕎麦茶屋が美味しいとの説が強い)、追分の「きこり」(ほうとううどんが絶品)、それからエルミタージュド田村(変わり者マダムはともかく美味しい)、そしてこの栄林、といったところしか真っ当なレストランがない。と断言してもいいくらい。下手なレストランならTSURUYA(地元のスーパー。とはいえ舐めてはいけない。野菜も安くて美味しい)の冷凍食品の方がずっと美味しいのだ。
 ま、どうでもいいことであるが。