BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 麻布十番

 夕方、丸の内のピエール・ガニエールのカフェで某商社の人を紹介される。カフェは、スタルクのエア・チェアがおいてあり、その座りにくさに考慮してか、クッションがおいてある(笑) 座り心地は良くなるが、エア・チェアの売りである「浮遊感」はまったくもって阻害されている。まあいいけど。
 その後、麻布十番で大学以来の友人と食事をする。「あん塩」という干物屋さん。どの料理も美味しかった。
 二人の友人だが、一人は大手商社の経営企画担当、もう一人はインキュベーションを生業とし、数年前にコンサルから独立した男。やっている仕事にお互いかぶりがあったりして、なかなか話は尽きない。「金(出資者、取引所)」「技術」「インフラ(弁護士、会計士等のプロ、投資銀行)」といった要因がちょうどいい加減に書け合わさっている「シリコンバレー」の優位性は当分動かないのではないか、ということや、今時、日本の取引所だのに上場するということはあまり意味がないのではないか、ということや、そもそも日本の次世代輸出産業をどう育てるか、なんてことをだらだらと話し合う。
 これらの議論には当然の事ながら、結論はないのだが、引き続き、こういう友人連中をごちゃごちゃ議論しながら、ごちゃごちゃと悪戦苦闘しつつ、次世代の何か、それが世界を変えてくれそうなものであれば、なおのこと結構、なことを何か一つでも生み出せればいいなあと真剣に思った。
 引き続きよろしくお願いします。