BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 サービスの何たるかを知らない人々

 今日は何とか早起きができたので(昨日午前1時過ぎまで起きていたのだが、頑張ってみた)、ルーティンの家事をこなして、新居について建築家と打合せ。夕飯はてんやものの寿司で済ます。土日はやはりてんやものをとらないと、家事が回らないというのがここ最近の結論。
 今日はどういうわけか、サービスに失望することが多かった。

  1. ファミリーマートで、おにぎりだの清涼飲料水だのを買い、同時に宅配便を送ろうと思った。全部合計した金額をエディで支払って、そそくさと店を出ようとしたら、「お客さん!」と店員に怒ったような声で呼び止められた。「?」と振り返ると、「宅配便の代金はエディでは払えないので現金でお願いします!」と、いかにも「宅配便の代金はエディで支払えない」ということを知らなかった私が悪いかのように言われてしまった(怒 そんなの最初に言ってくれよ。最初に言ってくれたらこっちも最初から現金を準備するのに……。ファミマがクロネコとどういう仕切りで商売やっているかなんて、一消費者は知らないんだからさぁ。
  2. てんやものをとろうとして、自宅の郵便箱に入っていたチラシから良さそうなところをピックアップして電話をしたら、「お宅の住所は配達できない地域になっておりまして……」と言われた。確かに小さな字で「配達可能地域以外にもこのチラシは届くことがありますので、ご了承下さい」となってはいるものの……。これもデリバリー屋が個人宅向けのポスティング事業者とどういう仕切りで商売しているかなんて、知ったことではないってことだと思うのだ。きちんとサービス提供地域に限定してチラシを蒔くようにして欲しいものである。
  3. 結局、別の業者で寿司をとった。指定時刻にきちんと届けてくれたのはいいのだが、小銭を用意していたので、1万円札と小銭で払おうとしたら、「1万円用でおつりをつくってきているので、1万円からにして下さい」と言われた。支払に使う券種などは、できればお客の側で選ばせて欲しい。


 とまあ。はっきり言って、中年になってから、こういった些細なことで不愉快に感じることは増えてきた。若い頃の私も基本的にはサービス精神などなかったと思うが、もうちょっと相手の立場を考えて、もうちょっとだけ歩み寄ろうとしていたような気はする。
 マニュアル通りに物事をすすめるのは大量に一定のレベルのものを促成栽培することには適しているが、顧客の「真実の瞬間」を掴み出すには不向きだ。
 サービス提供者一人一人がもっと自分の頭が考えて、かつ色々なところで恥をかきつつ改善の努力を怠らないことによってのみ、顧客は初めて自分の方へなびくのだと、もっと謙虚になった方がいいと思う。
 人のふりみて、なんとやら。
 サービスの何たるかを知らない人々から冷たくあしらわれて、自らの日々の行いを冷静に振り返る必要を強く感じた(苦笑