BearLog PART2

暇な中年の独り言です

指番号遊び

 どうでもいい遊びなんだが、電車の中で娘と一緒にやってけっこう面白かった。
 遊び方は単純。指番号を言う。例えば「1番伸ばす」「1番伸ばしたまま3番伸ばす」というような具合である。要するに紅白の旗を右手と左手に持って、双方の旗を指示通りに上げ下げするのと同じような遊びなんであるが、どういうわけか娘には受けた。
「1番伸ばす」「1番伸ばしたまま3番伸ばす」と私。
「う〜ん、3番が伸びないや」と言って、右手を使って何とか3番を伸ばそうとする娘。
「だめだよ、右手の力を借りないでやるんだよ」
「頑張る〜」
 若干右手を使いながら、何とか指示通りの指の形にする娘。
 自分もそうなんだが、3番(薬指)と4番(小指)が、ヴァイオリンを弾く上で最も難しい。というか、普段使わない指だから、思った通りに動かすのが難しい。4番は動くが抑える力が弱い。3番は動かないが、抑える力はそれなりにある……。というかんじ。
 とくに3番は、2番や4番の動きに引きずられやすい。基本的には、ヴァイオリン弾きとしては、左手の指は独立して自由に動かせなければならない筈なんだが、その域に達するのはなかなか大変。
 そういう意味では、今日娘とやってみた「指番号遊び」、トレーニングとしてはよいのではないかとも思うが、飽きっぽい娘がいつまで楽しんでくれるかは自信がないのであったwww