BearLog PART2

暇な中年の独り言です

12月21日 道場の納会に初参加する

 先生がマイコプラズマ肺炎に罹患されたことから、ヴァイオリンはお休み。いつもならば「良いお年を」という挨拶をするところ。新年は11日からということで、今回のお休み分は振替ができないそうで返金になるとのこと。なんとあまりに良心的過ぎるご対応である。

 前にも書いたが、いつも予定がひとつなくなったからといって、その時間を効率的に過ごせるわけではなく、何となくだらだら過ごしてしまうのが玉に瑕。良かったのはいつもよりもさすがに水回りの掃除を早くに始められたことくらいか。14時半くらいに始めて効率よく終わらせられた。

 そうそう、拭き掃除に新しい戦力を投入した。

 普通の激落ちくんの代わりに投入しつつ、かつあちこちの拭き掃除に使ってみたのだが、なかなか結果は良好。そして普通の雑巾のように後始末があるわけではない。使い終わればゴミ箱に捨てるだけ。これはいい。かなり気に入ってしまった。

 掃除が終わってから合気道の稽古へ。今日は道場の納会があるので、いつもよりも人数多め。最初の一コマ稽古してその後でお弁当で納会という構だった。年内最終の稽古だったということもあり、多田先生が自ら稽古をつけてくださることに。入門してから初めて多田先生の稽古に参加したことになる。

 色々と印象に残る話があったのだが、覚えている限りで列挙すると(先生がおっしゃったことを自分の頭の中で自分の言葉に変換してしまっていることは言うまでもない)、

  • 呼吸で自分の場を練り上げる。自分自身がそれぞれ道場を作る。三間四方でもいい(おっと能舞台と同じじゃないか)、2メートルでもいい、呼吸によって自分の道場を作る。
  • 宇宙は波動でできているのだから(超弦理論的だな)、よい波動を取り込む。ネガティブなことを考えてもだめだ。常にポジティブで。
  • 真面目に稽古をしていけば自分の無意識とつながってワザなんかを意識することなく、勝手に体が動くようになる。
  • 左右で動きにくい方は二倍繰り返して稽古する。
  • 稽古はいつでも丁寧に行うこと。

等々。

 自分が一番面白いと思ったのは「自分の道場を作る」というところか。面をつけて能舞台に経つとまさに三間四方。シテ方がその三間四方を自らの存在でしっかりと埋めていかなければならないわけで、この「空間」を自分の「道場」とする、というところは非常に興味深く話を伺った。

 稽古終了後、ビニールシートをしいて、お弁当とビールで納会。お恥ずかしいことに財布をすっかりわすれてしまって参加費未納で参加することに汗 本当に大変申し訳ありませんでした。m(_ _)m 年明けにお支払いいたします。

 途中くじ引き大会もあったりして、賞品も色々とあってすごい。みんな皆様からの差し入れなのだから、二重に驚く。自分はジブリの根付をいただくことに。なかなか面白いけど何に着けたら良いのか。。。

 また賞品の一つに本があったり。著者の方も稽古に通われているということで、すごいなあと思ったり。

 この会に初めて参加するヒトは一言ご挨拶をすることになっているようで、私も補挨拶させていただいた。できがわるくて何もできないのですが、皆様の親切なご指導のおかげで何とかやっております、能楽をここ10年弱くらい習っております、能楽にも半身の型があるのですが、合気道とはちょっと違うので時々ごっちゃになって困ります、みたいな話をさせていただいた。

 楽しいひと時を過ごさせていただいた(会費が未納になった件を除くと)。終了後、道場の掃除をしているときに、能楽を習っていらっしゃるんですねということで何人かの方からお声をかけていただいた。そのうちのお一人はもうずっと宝生流で習っていらっしゃる大先輩、確かに半身はごっちゃになりますねーという話をさせていただいたり。

 明日は道場の掃除なのだが、新国立家議場の「白衛軍」(千秋楽)を観に行くことにしていたので、大変申し訳ないのですが、スキップさせていただきますm(_ _)m