BearLog PART2

暇な中年の独り言です

日記(20230905)

朝一番、月窓寺道場へ。記念すべき初稽古。何がおこるやら。。。道場に一礼して入り、すみっこのほうでストレッチ。稽古が始まる前から上手な方々が自主稽古をされている。どうみてもよくわからない技、そしてその流れるような体の動きをしばし見惚れる。自分もああなれるのかなあと思うとちょっと不安。。。

稽古は最初体操から。後ろの方でやっていたら、「前の方でないと見えませんよ」ということで、前の方に引っ張り出される。確かにそうだ。これからは前の方に陣取ろう。体操は見様見真似でやって、できるもののあれば、よくわからないものもあった。特に合気道の型のようなものになるとよく分からないというのが正直なところ。

体操が一段落すると、上級者の方々は組み手。自分は道場の後ろの方で、正座、正座からの立ち方に始まり、受け身、足捌き等々を別メニューで習う。先生がやさしく丁寧に教えてくださるので、これは非常に有り難い。足捌きは三種類、受け身も三種類。回転する系の受け身はまだまだ全然できないかんじ。精進しないと。

最後の方に二人一組になって、気を合わせる的な稽古もやる。二人一組で一列になって歩き、前の人は思うままに五、六歩歩いて適当に曲がり、後ろの人は前の人がどちらの方向に曲がるかをイメージして、自分のイメージと違った方向にいったら前の人に知らせる、というもの。分かるような、分からないような。。。

ということで、稽古終了後、道場を掃き掃除して終了。思ったより時間がかかった。仕事のとの兼ね合い考えると能の稽古のない火曜日夜に参加というのが現実的かなあ。

自宅では机上作業。やらなければならないつまらないことがたくさんあって、なかなか仕事が進まない。昨日の懸案が無事に調整可能になったので、よしとするか。夕方出社しオンラインミーティングに参加した後、能楽の稽古。今日は小鼓。10日の会に向けて最終調整。

実は今回の番組で連調に自分の名前がなかったので、今回は花月舞囃子があるので、連調はなしかなと早合点していたら、後で先生が間違えていたということが発覚。気付いたその場で先生にお問い合わせすべきだった。。。ちょっと悔やまれるが、名前はなくとも連調には参加させて頂くことに。

曲は「経政」クセ。思い出の曲。この曲は本当に死ぬまで忘れないだろう。。。

稽古の後、会社に戻ったら、若手社員がいた。珍しく若手社員と話をする。ここ最近の自分の心境の変化をつらつらと。お付き合い頂きありがとう、という感じであった。

自分の心境の変化というのはこういうことである。ここ最近。久しくお会いしていなかった方とお会いする機会があり、そこで昔の話をしたりして思いの外楽しかったということがあった。もちろん、そういった方々とは昔話以外にもお互い共通に関心を持っているアジェンダがあるので、話は尽きず、というところもあるとは思うが、昔話が楽しいという発見だった。

というのも、自分は今まえそういう懐古趣味的な時間の使い方を厳に自分に戒めてきたからだ。過去はほじくり返しても仕方ないということでずっとそういうことを自らに禁じてきたのだが、もう還暦にもなるんだから、そろそろ懐古趣味を解禁してもいいんじゃないかなということ。

そんな心境の変化なんである。