BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 しばらく不在にしました

 この日記の読者の方がどれくらいいるのか存じ上げませんが、しばらく留守にしておりました。病気になったわけでも、麻薬所持でパクられていたわけでもありません。要は海外出張だったってことなんですが、昨日出張から帰ってきました。
 以下、簡単に出張で何を(仕事の話ではなく、お仕事の後で何をしたか)してきたかを簡単に備忘録的な意味を込めて書き連ねておきます。あまり読んでいる人のことは考えてません。備忘録ですから(笑)。

8月17日
 朝早めに起きて、最後の準備をして成田へ。
 成田で一緒に行く人と落ち合い、台北へ入る。到着したのは現地時間17時くらい。白タクのベンツ(先代のS500)でホテルに直行。1500台湾ドル。これが相場らしい。ホテルについてから、「暇がないからおみやげでも買って置いて下さい」ということでホテル近くのお茶屋さんでウーロン茶などを購入。試飲しながらだったので、まあまあのものが買えたと思われる。あと、梅のウーロン茶漬も面白いので買ってきた。
 この日は仕事の予定は入っておらず、台湾の会社の人に接待されるのが唯一やらなければならないことだったようで、文字通り接待されてきた。
 名前は忘れたが、有名らしいレストランへ行き、その後は台北では非常にホットらしい短パンにタンクトップのキレイなネエチャンが沢山いる店へ行き(何か絶対に日本で流行らなさそうなかんじの店だ)、その後は台湾マッサージへ。これが接待のフルコースらしい。マッサージへ行く途中、屋台で「臭豆腐」とか言うのを喰わされた。臭かった。くさやの白倍、ブルーチーズの千倍臭い。でも味は普通(笑)
 言うまでもないが、マッサージは普通のマッサージであった。ただマッサージしてくれた女性が若く、なぜかミニスカをはいていたのはご愛敬というべきか。

8月18日
 ほぼ一日台湾の会社主催の記者会見・セミナーにつきあう。記者会見の会場はそんなに広くなかったが、けっこう人が集まってきていた。私のカウンターパーティーの台湾の人は人気者で、プレゼンが終わった後、報道陣に取り囲まれて、質問攻めにあっていた。
 昼は台湾の会社の人とその協力会社の人と一緒にビジネスランチ。一人、日本語がやたらとできる女性がいたので、何となく話しやすい。私が接した限りでは、基本的にはビジネスパーソンは日本語か英語ができるので、コミュニケーションにはあまり困らない。ただ、英語でやる場合は、お互いの英語のアジアなまりのせいで、ネイティブの人と話すよりも密度は低くなるような気がした。
 夜は例によって接待(笑)
 名前は忘れてしまったが、世界で一番だか二番だかに高いビルの近くのおしゃれスポットへ連れて行ってもらい、そこで小龍包などを食べさせてもらう。その後、近くの屋台がたくさんあるようなところへ連れて行ってもらう。そこで訳の分からない薬草を入れたような冷たい飲み物を奢ってもらう。意外に美味しかった。当然名前は忘れた。
 屋台を一通り見ると、次に「蝦釣り」を試す。これもよく分からないのだが、建物の中に生け簀があって、そこに蝦がいて、その蝦を釣るのだ(笑)。何で蝦なのかは分からない。でも蝦なのだ。で、さっそくやったのだが、ビギナーズラックもあって、私は三匹だか四匹だかを釣り上げた。でも、魚と違って、うまく針を蝦から外せなかったので、慣れた人に外してもらった。情けない。。。釣った蝦をもらっても困るので、他の釣り人にあげてきた。
 で、例によって、主催者側が行きたくて仕方ないらしく、また台湾マッサージへ。昨日とは別の店へ行く。マッサージをしてくれた女性は昨日の人よりも若くきれいでスカートの丈も短かった(笑)。昨日で何となく勝手が分かったので、色々と観察してみると、なかなか面白い。とにかく、クライマックスはマッサーが天井の手すりにつかまって、背中を踏みまくるのだ。おかげで、未だに右肩が痛い(笑)。なんぞおれに悪意でもあったのか?あのネエチャン!まあいいや。

8月19日
 朝起きてから、同行した人と一緒に「今日の朝ご飯は台湾風に」ということで、ちょっと小汚い定食屋のようなところへ行く。冷やした豆乳(割と甘い)を飲み、大根餅だの小龍包なぞを食べて割とご機嫌なかんじ。そもそも馬鹿に安い。一人当たり多分500円もかからない。店員のお兄ちゃんは気合い入ってやたらとオーダーとる声でかいし、まあ元気のよいことよいこと。生命力ファイト一発ってかんじだな。
 午前中一杯、台湾の会社でミーティング。台湾ではこの日は「中元」らしく、午後になると家や会社では、お供え物をして、火をたいたりして、お祈りをするのだそうだ。そういう行事がちゃんと残っているってのはなかなか律儀でいいかんじである。
 ビジネスランチの後は空港へ。空港にはどういうわけか「熊本らーめん」があった。台湾で熊本らーめんってのはよく分からないが、あったのだから不思議。
 日本についたのは午後9時過ぎ。その後荷物をとったりして、リムジンバスで新宿へ。疲れてしまったので、贅沢をして新宿からタクシーで帰ってきた。帰宅したら、12時ちょっと前。疲れました。


 ってのが出張の顛末。ビジネスミーティングはきちんとこなしてきて、先方の会社は我が社の製品に興味を示していたので、さっそく購入してくれそう。もっとも、セールス目的で行ったのではないのだが、もし売れたら出張費の元はとれるってことで、ちょっとうれしかったりする。
 皆から「暑いよ〜」と警告されていたのだが、偶然にも私がいた三日間は現地では涼しい日にあたったらしく、東京よりも快適だったりした。日頃の行いはこういうところでもきいてくるのである(笑)。
 あと気付いたのが、原チャリの多さ。どうやら台北市内は公共交通機関があまりないらしく、市民の異動は原チャリが多いのだそうだ。雨でも原チャリに乗っている。みんなタフ。ヘルメットにマスクで、ミニスカのネエチャンも人によっては大股びらきで、威勢良く原チャリに乗るその姿は、大陸的なおおらかさと日本人が忘れかけている生命力を感じさせてなかなかいいかんじだった。


 とまあ、しばらく更新を怠った間、こんなことをしていました。
「台湾にもネットはあるだろ」という話もありますが、私が泊まったホテルでは、いちいちビジネスセンターに行けばアクセスできたらしいです。とはいえ、そのことを知ったのが、チェックアウト直前だったもので(苦笑)。次回行くことがあればリアルタイムで更新するように心がけましょうか。ま、皆様にとってはどうでもいいことでしょうが。


 で、今日は髪の毛を切り、少佐と一日遊んでました。疲労回復ってことですね。
 原宿→クレヨンハウスで昼ご飯→浜松町でイッセイ・ミヤケのセール(戦利品なし)→水上バス松本零士デザインの「卑弥呼」とかいう遊覧船)→浅草(浅草寺付近をぶらぶら)→神楽坂しなの庵で蕎麦を食し、紀ノ膳で甘味を買ってから帰宅。
 のんびりです。明日くらいから仕事しとかないと月曜日がしんどそうだけど……。