BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 星のや滞在記2

 朝起きて、さっそく部屋風呂へ入る。半露天風呂。木の香りがなかなか心地よいのだが、バスタブはもうちょっと大きい方がよいのではないかと思った。
 朝食は、夕食を食べたメインダイニングの「嘉助」で。カレイを焼いたものだの豆腐だのが出てすっかり満腹にさせられる。どちらかというと夕食より朝食の方が良かったな。朝食後、ライブラリみたいなスペースにデイベッドがあって、そこで備え付けの本をだらだらと読む。どういう趣味だか分からないけど、アルファ・ロメオの本だのパリの建築の本だのを、珈琲を飲みながらダラダラ見る。こういうスペースにデイベッドという発想は大いに好感持てる。軽井沢と言えばダラダラする場所なんだから、大手を振ってダラダラするべきなのだ。その割り切りは、星のや、だたしい。
 部屋に戻ってチェックアウトまでの時間は、寸暇を惜しんで風呂に入る。半露天の部屋風呂の窓を全開に開けて入る。気持ちいい。風流を気取って、手を伸ばしてもぎ取ったもみじの葉を湯に浮かべてみたりした。良い気分である。
 チェックアウトはそこそこ敏速に終わったが、チェックアウトしてから駐車場まで日産キューブに送ってもらうわけなんだが、これが延々と待たされた(笑) 多分30分くらいは待ったのではないだろうか。多分歩いて行った方が早かったかもしれない。それはそれでまあいいか。駐車場で、仲居さんが、クルマを出すまでずっと立ったままお見送りするのはご愛敬だ。それはともかく……、正直に言おう。一回行ったら十分というかんじでは、ある。
 ただ、企画モノをうまく継ぎ合わせたインテリア、エクステリアはなかなかよい。あのつくりは自分の家を建て替える、等々のときに参考にはなるかもしれない。
 帰り道、関越も環八もそこそこ混んでいた。
 ま、それでも家族全員で楽しめたんだから、文句は言うまい。

 家族旅行万歳である(笑)