BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 違和感

 朝二でミーティング。午後一銀座に往訪。その後ミーティング。夜は接待という一日。よくあるタイプの一日。接待のときに飲んだワインは美味しかった。

 ここ最近、ある種の違和感を感じている。どういうことなのか、あまり自分でも言語化できていないのだが、何か違和感を感じる。

 強いて言うとこういうことか。
 人間は「群れ」を作って生活する動物である。「群れ」は「求心力」と「遠心力」のうまいバランスのうえに成立している。「求心力」だけでは、きっとある種のファシズムへと堕していくであろうし、「遠心力」だけではきっと組織としての体を成さなくなってしまうであろう。
 もっと最悪なのは、「求心力」も「遠心力」もなく、非常にスタティックな「固まり」という形だろう。ダイナミズムのダの字もないかんじ。不定愁訴みたいなもんだ。
 それはともかく……。 
「群れ」の「求心力」は何らかの「目標」なり何なりによってもたらされる、もしくはトップの「カリスマ性」によってもたらされる。「遠心力」は「群れ」の中の自由度だったり、規模だったり、そういったものによってもたらされる。
 とするならば……。
 自分の中で、このバランスをうまく消化できていないところに「違和感」を感じているといったところか。

 パラフレーズするならば、組織の「エントロピー」の問題なんだろう。適度なエントロピー、またはエッジオブカオス。

 そこに身をおく自分自身。
 う〜ん、どうも違和感が残る……。もっとお気楽なものが本当は好きなんだけどな。