BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 ブーケ・ド・フランスでカスレを食する

 朝は恒例の自転車練習。最近は暖かいので、いつもしている耳カバーをしないで行った。なのに全然平気。まだ二月なのに、どういうことだろう?と思う。
 トータルの走行距離は約80km。久しぶりに国立から西の方へ足を伸ばす。国立から西の方の多摩サイは、道も細くなり、スピードはあまり出ないのだが、郊外の雰囲気が濃厚で景色もよい。富士山もくっきりと見えて、そこを時速25kmくらいで流すと本当に気持ちがよい。こういうのんびりした走り方、すっかり忘れていた。これもまた自転車の醍醐味だ。
 家に帰ってくると、友人一緒に遊びに行くという妻と入れ違い。フリージングしていたカレーを電子レンジで温めて食べて、昨日買ったマンガ版の「新世紀エヴァンゲリオン (1) (カドカワコミックス・エース)」(10巻まで大人買いしたのだ〜)を読む。アニメ版に対する補足解説として読んでもいけるだろう。アニメ版とは微妙にキャラが異なっているところが面白い。 それ以外にも昨日購入した、「イキガミ―魂揺さぶる究極極限ドラマ (1) (ヤングサンデーコミックス)」(これも3巻まで大人買い)とか、超お気に入りのしりあがり寿の「ジャカランダ」「方舟」など、マンガをまとめて読む。しりあがり寿の終末感にはぐっときた。昔「ウェイブ」でピンチョンの「エントロピー」をマンガ化していたが、それが私にとって初めてしりさんだったような気がする。
 夜は、ブーケ・ド・フランスで友人ご夫妻とお食事。二月にカスレがあると聞いて、無性にカスレを食べたくなったので、久しぶりにお伺い。満席で大盛況だった。妻と私は前菜二つ。メインはカスレ鍋を二人でシェア(二人分からだったのだ)。デザートについては、私はタルト・タタンを食べる。
 美味しかった〜。カスレについては大満足。食べたいと思っているものを食べることは本当に幸福なことだ。しかも仲の良い友人と食べることは、本当に生きる喜びに等しい。
 ここしばらくの敗戦気分も一挙に吹っ飛ぶ大ヒットな夕食だった。
 やっぱりブーケはよいお店である。