BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 堪能した〜

 今晩はDCPRGのライブがあるということで、午前中からどちらかと言うとぼおっとした日を過ごした。昼行灯とはまさにこのことを言う。こういう「ハレ」の日がなければ、普段の日常なんて退屈過ぎて死んでしまいそう、になるのが私の悪い癖で、日常生活も、何かもめていればもめているほど、うれしくなってしまうのは、悪い体質、なんである。
 恵比寿で子会社の取締役会に出席後、そのまま直帰して、ライブ会場である渋谷に向かおうという構えである。フリーになってから直ぐに妻の携帯に電話をしたら、中目黒でジュエリーのセールにいるという。では恵比寿で待ち合わせてから渋谷に出ようということになった。渋谷では妻のお友達何人かと合流する予定なのだが、時間がまだ早いので、お友達の中のお一人とは早くも恵比寿で落ち合ってしまうことにした。
 妻のお友達と妻と私の三人で、渋谷に出る。当初目的としていた中華料理屋「新楽飯店」に向かったのだが、あいにく休業中。仕方なく、適当に近くに立ち飲み屋で一杯引っかけつつ食料を補給する。続々と妻のお友達の方が終結してきて、7時過ぎくらいに会場へ行くべく、おもむろに店を出た。
 会場に入ったら、ちょうどDCPRGが出てきて、演奏を開始したタイミングにドンぴしゃで、まったくもってライブ慣れしている人と一緒に行くと時間の無駄がなかうて良い。
 さて、肝心の演奏だが、前のエントリでも書いたように、Music on TVで生放送されており、カメラが何台が入っており、その影響なのかもしれないのだが、メンバーもいつもより若干ではあるが、気合いが入っているように思えたね、と後で妻と話し合ったくらい、まま良い演奏だったように思える。細かいところでどうなっているかというのは、私のような素人の耳ではあまり分からないし、分かったからといって、何か特別なことが起こるというわけでもないから、それはそれでいいのだ。と思う。
 不勉強なもので、曲名は全部は分からないのだが、分かる範囲で。

  • Jungle cruse
  • 知らない曲
  • Playmete at Hanoi
  • 構造Ⅰ
  • 構造Ⅲ(だと思う〜)
  • Circle line
  • Hey Joe
  • 花旗

 アンコールとして。

  • S(JBに捧げる)

 何と言っても、今回受けたのはMC。
 テレビ中継ということもあって、なかなか面白いトーク炸裂だった(笑)。「ホストクラブ行ったことある人は?」「キャバクラ行ったことある人いる?」「デリヘル呼んだことある人いる?」
とか、何だか面白かった。あと新しいアルバム「フランツ・カフカアメリカ」については、最初「五枚組」で出そうと思ったが、買い辛いので二枚組にした、とか。関係ないけど、昔のクラッシュのアルバム「サンディニスタ」はアナログディスクで三枚組だったことを思い出した。
 MCはともかく、ライブの楽しかった。いつも通り、ポリリズムは炸裂し、曲も微妙にあちこちアレンジが変わっていてなるほどと思ったりした。何よりも「Hey Joe」では、アルバムバージョンがロックっぽいのであるが、思い切りファンク色を濃厚に出して演奏しているのが印象に残った。
 毎回毎回楽しませて頂いているライブなのだが、今回も期待を裏切らなかった。