BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 エコ

 昨晩、妻と話していて考えたこと。CO2削減等々、個人的には賛成と言えば賛成だし、緊急に対処しなければならない課題なのだと思うが、とはいえ、自然から「外れて」しまった存在である「人間」が今更自然と「共生」しようと考え直すのは、随分と虫がいい話のような気がしたりする。
 ここ最近では「エコリュクス」などと言って「LOHAS」なようなものと平仄を一にするかのように、エコなシンプルライフを送ることが「贅沢」だ、などという言われ方までするようだが、それってむしろ何かが歪んでいるような気がしてしまうのは私だけなのだろうか。

 一番のエコは、「人類の滅亡」なのではないかというのが個人的な暴論(笑) なぜって、人間が一番自然から遠い存在なんだから、その存在が消滅すれば、全ての問題は片付くわけだ。
 むしろ自然から外れた存在であるが故に、自らのテクノロジーや科学技術によって、何とか自然を「矯正」することによって、生き延びるということの方が「人間的」なのではないかと思うわけである。

 とはいえ、目先、自分が生き延びたいというエゴも含めて、エコについては各論賛成、総論異議ありのスタンスである(笑)