先日の夕方、妻と一緒に井の頭線に乗ったのだが、平日ということもこれあり、けっこう混んでいた。空いている席を探すもイッパイ。仕方なく二人して優先席の前に立っていた。身重の妻にはやや荷が重いなあと思っていたが、こればっかりは仕方ない。思わず目線を座っている方々に向ける。目の前には若いカップル二人。男の子は寝ており、女の子はホットペッパーを読んでいる。その隣は若い女性、睡眠中。その隣は品のよい中年の女性。その隣は確か中年の男性。
「こちらへどうぞ」
と妻へ席を譲ってくれた人がいた。
はて、それは誰でしょう?
解答:「品のよい中年女性」
こういうとき、本当に感謝してしまう。ありがとうございました。
若者や成年男子は妊娠中の女性に席を譲ることはあまりなく、自らタイヘンさを経験したことのある中年の女性が席を譲ってくれることが多いのではないか、という仮説を持った。
自分は電車の中では、いい人ぶって、率先して席を譲るようにしているつもり、である。
皆様は如何でしょうか?