BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 13日未明、夜遊び

 夜遊びって、別に私がクラブで踊り狂っていたとかいう話ではない。そういうのはもはやできない年齢なのはご存じの通り。
 寝ていたら、誰かが私の背中を物凄い勢いで蹴っ飛ばしている。夢現だったこともあり、というか多分まだ三分の二は寝ていたんだろう、どっかの知らないヤツが私のことを思い切り蹴っ飛ばしているというシーンで目が覚め、昔の悪い癖で(笑)半身を起こして身構えた。
 半身起こして身構えた、という瞬間でやっとのこと完全に覚醒したのだが、私の背中を何度も何度も蹴っ飛ばしていたのは、我が娘であった笑 私の就寝中に、妻が私の背中を蹴り飛ばすことはないだろうから、そんなことをする人は娘以外にいないといえばいないのだが、こっちとら熟睡中でまさに夢現なんだから、分かったものではない。
 その起きあがった私の剣幕が凄かったらしく、妻によれば、「娘は完全に動きがフリーズして、しばらくしてから泣き出した」とのこと。「怖いときは動きが止まるんだね、人間って」
 我が娘のこととは知らず、多分娘が産まれて初めて、結果として娘のことを怒ったという事象が発生したわけである。とまあ、そんなに大袈裟なものではないのだが。
 それはともかく。
 ここ最近、我が娘は夜遊びが激しくて困る。この日の未明も大暴れ。手足をばたばた、首を激しく左右に振り、叫ぶし、唸るし。子守歌を歌って上げようと思ったのだが、適当な歌が思い浮かばず。思いもよらず、私の口ずさんでしまったのは、
「ドレミファソ〜ラファミレド〜」
 というヤマハ音楽教室のCMで流れている歌だった苦笑 でも、どうやら妻のツボにはまったらしく、妻には大受けしていた。