BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 燃えないのは何故?

 午前中、完全回復した妻と二人がかりで掃除をしたので、はかどった。いつも通り出社、といっても定時ではない苦笑
 午後から芝公園。どこでお昼を食べようか迷っていたのであるが、何も考えないまま東京タワーまで来てしまい、結局、何も考えないまま、小山薫堂プロデュース「東京カレーラボ」で食べてしまった。
 その後うだうだして帰宅。
 帰宅したら、今日生まれて初めてモンテッソーリの教室へ行ってきた娘がお出迎え、とくるところだが、疲れたらしく爆睡していた。彼女なりにぐずりもせず、頑張って2時間ほど遊んできたようなのだ。娘も頑張ったということで、何だか親馬鹿で、じんときてしまった。うんうん、大変だよな。おれも塾に通ったときとか大変だったもんなあ。。。
 娘が寝ている間に夕食を食べようと思ったら、その瞬間に起きた。娘をあやしながら、夕食を食べ、妻が彼女を風呂に入れる。風呂から出たら、娘はあっさり寝てしまったので、久しぶりに大人時間。妻とだらだら話をしたら、
「ここ最近、webサービスでも何でも、燃えるものがないよね〜」
 という会話をした。
 結局、Googleがすごぉい、といってみても、所詮は、文字を書いて記録したり、画像をストレージして共有したりとか、地図が出たりとか……便利だけど、根本的に人間の「根源的な部分」を変革するほどのものではないなあというところで合意。
 農業革命、産業革命、情報革命と三回続く「革命」らしきものの中で、「情報革命」が一番ショボいかんじがしてしまうのは、我々夫婦だけでしょうか? 人間のあり方、存在を根本的に変革してしまうようなサービスや製品が出てくればいいのだが、ここ最近、そんなものがあるのか?と自問自答してみると、まだまだない気がする。
 燃えるものがないのも明らかだ。
 自分にもっと無尽蔵の能力があればなあ……と思う今日この頃。
 私は基本的にはテクノロジー原理主義者である。なので、テクノロジーが経済基盤から文化制度等々を規定すると信じて疑わないのだが、ぐらぐらと音をたてて、人間の社会が変わってしまうようなテクノロジーは、まだまだ出てくると信じたいし、できれば、自分がそのテクノロジーの一翼を担いたいとさえ思う。
 インターネットじゃまだ足りない。