BearLog PART2

暇な中年の独り言です

豊洲市場に行ってみました

 7月29日、娘の夏休みも本格化してきた時期である。基本的にはバレエの稽古と塾で忙殺されている娘であるが、学校の宿題の一環として水産業を調べるという課題があるようで、いい機会なので豊洲市場に行ってみようということになった。

 午前中会社を休んで、頑張って早起きして豊洲に行くことにした。

 

 朝3時半に起床、予め呼んでおいたタクシーに朝食抜きで4時半に乗り込んだ。

 道路は空いていて、30分ちょっとで豊洲市場に着いた。しかし、豊洲市場というのは思ったよりもずっと大きい。入口付近に立っている警備員さんに何処へ行けばいいのかを教えてもらう。

 まずは水産卸売棟から。ここでは言わずと知れた世界的に高名なマグロの競りが行なわれている。競りを見学するのには事前予約が必要だが、我々はそんな面倒なことをしていないので、見学者用のガラス張りの通路から階下に見えるマグロたちを眺める、という構えである。

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冷凍マグロ。これだけ並ぶとそれなりに壮観。

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こちらは生ですね。

 これだけのマグロの巨体をまとめて見るのはなかなかのこと。これだけでも来た甲斐があったというものだ。ふと周囲を見回すと外国人が多い。ガイドの人も英語を駆使して説明をしている。これって面白いものなんだ〜ということを改めて認識する。

 しかしこのマグロくんたちが世界中から集められて日本国民、しかも東京都民の口に入っていってしまうということを考えると、あらためて霊長類って凄いなあと思ってしまうのだな。

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競り?

 ガラスの通路から遠巻きに見るだけだが、なんとなく(本当になんとなく)雰囲気は伝わってくる。こういうの見ていると、昔見学に行ったシカゴの先物取引の場立ちを思い出す。そもそそも大昔銀行でトレーダーをやっていたときから思ったのだが、人間って変動する数字に対してリビドーがあるんじゃないかって。

 だって、そうでなければトレーディング(フォレックス、株、仮想通貨、その他諸々)なんてあんなに熱中してやらないもの。画面の上で動く数字って、きっと人間の本能的な何かをかなり強烈に刺激しているのだよ。

 なんて思った。

 次に、水産仲卸棟に行ってみると、仲卸の市場にも入ることはできないが、その上にある様々なお店は普通の人でも買い物をすることができる。

 入口で見学者用の首からぶら下げるパスをもらって、いざ。

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仲卸棟の入口付近にあるターレにとりあえず乗ってみた。

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こんなかんじ。

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長靴は必需品?

 まあ色々と買える。

 その後、青果棟にも行ってみる。

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ここは低温倉庫で、上下できる棚みたなところに青果が載っている。

 ってなかんじで、色々と見て回って、最後に空いていたお寿司屋さんでたらふく食べて、ちょうど9時くらい。ちなみにお寿司を食べたのはここ。

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 その後、こちらでお茶。

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 で、さらに満足して。

 通勤時間とかぶるね〜ということで贅沢承知で帰りもタクシーで帰宅することにした。う〜ん、本当に贅沢w

 テーマパークとして考えれば、見学者用の通路がきちんと確保されていてきちんと冷房もきいているので、楽ちんと言えば楽ちん。灼熱のところを歩くなくてもすむから。

 とはいうものの、道路をまたいてそれぞれの棟が立っているので、移動は大変。ちょちょっと動いて必要なものを買って帰って仕込み、みたいなことをやりたい飲食店の人たちはちょっと大変なんではないかなあと思ったりもした。

 夏休みの自由研究イベントとしては楽しい方だと思う。

 父親的には寿司も食べれたし大満足。これでビールが飲めたら最高なんだけど、午後から仕事だったので諦めたのだった。。。