BearLog PART2

暇な中年の独り言です

日記(20230916)

今日はバイオリンのレッスンお休み。その代わりと言ってはなんだが、吉祥寺まで、ウェス・アンダーソンの「アステロイドシティ」を見に行くことにした。

asteroidcity-movie.com

ウェス・アンダーソン、結構好きだ。コリコリの画面作り、 そこはかとなく溢れ出るユーモア、かなり好みである。この「アステロイドシティ」もそういったウェス・アンダーソン作品の一連の流れの中にあると言っていいだろう。

とはいうものの、なんとなく一抹の違和感を感じながら見ていた。歳のせいなのか、微妙に落ちていたところもあるような気がする。昔は映画を見ながら落ちるなんて絶対なかった。あ、嘘言った。 デビット・リンチの作品ではたまに寝てたな笑

あまり言うとネタバレになるのでここでは書かないが、この作品はメタフィクション的な作りになっている。 物語が入れ子構造になっているのだ。 とはいうものの、なぜそういう構造にしなければいけなかったのかと言う必然性が自分にはさっぱりわからなかった。普通にアステロイドシティに集まった天才少年とその家族の話を、いつものアンダーソン節で描きあげればよかっただけの話なのではないだろうか。 筋書きだけを考えれば、色々と疑問が残る作品ではあるが、そこはウェス・アンダーソンであって、やはり作り込まれた画面は魅力的だし、全編にあふれる何とも言えないユーモアは他の追随を許さない。

自分としては、言語化が難しい作品だ。しばし考えてみよう。結論が出たら書くだろう。いや、書かないかもしれない笑

帰ってきてから昼寝にハマる。 水回りの掃除をするはずだったのだが、それはすっかり明日に回すことにする。なぜって3連休だから。

夕方吉祥寺まで行って合気道の稽古。これで通算4回目の稽古。前回もそうだったのだが、土曜日は人が多くて大変。なかなかスペースを確保できない。今日も先生についてしばらく教わるが、 途中から上級者の若い女性の方にスイッチ、つきっきりの指導を受ける。 細かいところを色々と教わる。その方は「慣れですよ」とおっしゃるものの、 自分にはなかなかうまくできそうにない。とはいうものの稽古自体は密度が濃く、満足して家に帰る。 行くまではまだ慣れていないせいもあって、正直なところちょっと気が重いのだが、いざ思い切って行って着替えて集中して稽古してみる。稽古が終わってみると大きな満足感を感じることになる。 こちらも精進精進。