BearLog PART2

暇な中年の独り言です

9月20日 稽古はすべてを癒すと実感

 今日は押印当番なので、9時に行かなければならなかったのだが、ちょっと遅れて9時半にオフィス着。その後オンラインミーティング等。久しぶりに当番でご一緒する同僚と外ランチにしようということで、前から気になっていた五反田のGOTTAへ言ってみることにした。

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 安くはないけど、価格相応のお料理が出てきたのでよしとしたい。自分はチキンのローストをとお願いしたのだが、これがなかなかボリューミーで、午後の勤労意欲に完全に水を差したのはここだけの話汗。

 その後は普通に事務仕事をこなす。最近の人々はどう考えているのかしらんが、基本的には金融業というのは事務屋だということを自分としては肝に銘じている。事務作業がきちんとできて初めて事故なく資金のやりとりができるわけで、はっきり言ってそんなにかっこいいキラキラした職業ではない。そもそも金貸しとエクイティ投資家は役割は違うものの、共通の祖先はシャイロックだということを肝に銘じなければならないわけで。金融業がカッコいいのは映画とドラマの中だけだということを改めて強調しておきたい。

 夕方は稽古。台風で中止になった回の振替というせいもあったのだろうか、出席者は私の他に兄弟子の方1名ということで、新しい曲「氷室」の型を教えていただいたのだが、いつもは二周のところ、今日に限って三周もしていただいた。まずは謡を覚えて型をしっかり自分の中に入れ込まないといかんなあと身が引き締まる。

 謡は「黒塚」。ついに再来年の曲のお稽古が始まった。なかなか。シテの謡についても「老女じゃないよ、中年だよ」というご注意を頂く。あまりゆっくり謡っていては老女になる、さりとてさらさら謡うには歳を取り過ぎているわけで、この微妙なさじ加減が難しい。

 後席は先生、兄弟子、私の三人で東京酒樓へ。ここの中華はなかなか美味しい。

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 ここの麻婆豆腐は山椒がぴりりと効いてるやつで結構美味しいのだが、だいぶ前に先生がそれを食べて、翌日の合宿の朝に大変だったという話があったことから、今回は真麻婆豆腐は注文せず。

 三人だけということもこれあり、深く濃い話がたくさんできて本当に癒やされてしまった。ここ最近寝耳に水の話があったことから割とぐずぐず考えたりしていたのだが、今日の稽古と後席で本当に気分が晴れた。

 ありがたい話。先生と社中の方がに感謝の夕であった。