BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 セロニアス・モンク

 iPodに所有CDを叩き込んでいる作業の関係で、モンクを再度聞いてみた。モンクの音は、それこそオーネット・コールマンの「ハーモロディクス理論」じゃないけれども、ハーモニーとリズムが渾然一体になっているように聞こえる。独特のタッチの音が一塊の音圧となって独特のリズムでがんがんがんと打ち鳴らされるかんじがする。それは「セロニアス・ヒムセルフ+1」といったソロでもそう。打楽器なくしても強烈にリズムを感じる。それも彼自身の体内時計が刻む独特のビートだ。疾走するときもあれば、ふらふらとランダムウォークすることもあるし、思い切りはねることもある。
 その複雑なリズムに再びはまっている。