BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 ツールド千葉 第一日目

 起きてから、朝食を取り、車を会場受付のところにある駐車場に移動。何となく気分が盛り上がってきた。昨日の「よさこい節」で腰砕けになったのが取り返せるような気がした(別にどうこう言うわけではないが、というのもイマイチこの「よさこい節」の意味が分からなかったからだ。民謡でもなければ、日本的なメロディを四つ打ちに載せているだけというか……)。
 レース会場では職場の同僚にも会い、お互い健闘を誓い合う(苦笑) そうこうするうちに8時になって出発時刻になった。
 ほどよい緊張感の中、未だ経験したことのない三日連続の100km走行という未知の領域に踏み出したわけだ(そんなに大袈裟なものではないけれども……)
 先導する「指導員」というゼッケンのついた人々(地元のレーシングクラブや競輪選手等々ボランティアの方々)の後について、交通状況に気をつけながら、一列で走る。途中、交通量の多いところは団子になってしまったりするが、木更津、袖ヶ浦といった市街地を抜けてからは快適走行ができるようになってきた。
 32km地点「長福寿寺」でまずは最初のエイドポイントとなる。竹製のバイクラックにピナレロくんをひっかけて、休憩。
 平坦だった道が終わると若干の上り登場。ここでKCCのメンバーの何人かが耐えきれなくなって、アタックをかける(笑) クマおたくも自分のペースで上がるべく、何人かの人々をパスしつつ上る。
 総じて言えることなのだが、このコースに出てくる坂は一番長いものでも4kmとか5kmくらい。基本的にはそんなに長くない。上りと下りが良いあんばいでミックスされているかんじ。山や峠というよりは「丘」を超えるかんじだ。
 55km地点で二度目のエイドポイント「昭和の森自然公園」。ここで昼食になる、昼食はおにぎりと鳥の唐揚げ。昨日以来の強風ということを別とすれば、特に面倒なこともなく、ここまではすいすいというかんじである。
 88km地点「道の駅はすぬま」で今日最後のエイド。ううむ、ここでも「太鼓」が出てきた。「とどろき太鼓」と言うらしい。地方にはなぜ和太鼓が多いのか。ちなみに画像はわかりにくいが、その「とどろき太鼓」の勇姿である。
 初日ゴールの白子町までは平坦でまっすぐな道。お互いに先頭交代をしあって、かなり飛ばす。クマおたくもそろそろ自分の順番かと思い、先頭に出て、もう残り10kmくらいだなあと思い、踏み込む足にも力が入り、35kmオーバーでぶっ飛ばしたら……パンクした(苦笑)
 チューブは持っていっていたので良かったのだが、携帯ポンプがない(汗) 走行中のやさしい人にとまってもらって携帯ポンプを借り、チューブ交換終了。携帯ポンプを貸して下さった方には途中何度かお会いするのだが、名前すら聞かなかった(汗) 名前知らないのに不思議な連帯意識が芽生えるから不思議だ。一人でやると暗い気分になるパンク修理も、仲間に手伝ってもらってやると迅速かつ暗い気分にも陥らずにできて、うれしかった。皆様に感謝、である。
 その後、白子町に無事ゴール。

 夕方、こちらにリンクをはっておくが、地元の「浜清丸」という店で夕食。色々食べたが、どれも安くて美味しかった。

 満足、である。