上野樹里目当てで、フジテレビで放映されていたものを見てしまった。
一言で言ってしまえば、、、
ツマラナイ。
「ウォーターボーイズ」は良かったのだが、この「スウィングガールズ」も同じ話と言えば同じ話なのだが、まあどこをどう切ってみてもご都合主義に滑り続けるギャグといい、本当になんだかなあ……というかんじ、である。男の子は面白く撮れても、女の子は面白く撮れなかったということなのだろうか。
今、邦画はバブルだそうで、多分邦画制作においては資金もたくさん集まるのだろう。
でも、よく考えてみて欲しい。
これは、邦画で力作があったということも事実だと思うのだが、それ以上に、ハリウッド映画があまりに面白くなく通俗的になってしまったが故の揺り戻しで、「邦画を見ることがオシャレだ」というトレンドがあって、そのトレンドに従って、お客が入る構造になっているだけで、トレンドはやがてはサチっていくわけである。サチってしまえば、元の木阿弥、こういうレベルの低い作品は目も当てられないものになってしまうだろう。そうすれば、デフレスパイラルに再突入である。
だからこそ、我々ファンはそうならないように、つまらない映画に対しては、声を大にして、つまらないと叫ばなければならない、と思うのだ。
あ、そうそう。上野樹里ですが、俳優としての身振りができていないが故に、ある種の「珍獣」として扱われているだけで、ここから「芸」を磨かないと、一過性の人で終わってしまうに違いない。ま、そんなものだろう。
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逆にこちらはけっこう好きです。
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