BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 No future for me

 今日のエントリのタイトルはセックス・ピストルズの「God save the Queen」の最後のフレーズである。言うまでもなく、この76年に出た衝撃的な一曲(そう、確か76年でいいのだよね?間違っていたらすみません)はロックの歴史を変えたと同時に、人間の根本的な在り方を瞬時に人に把握させる。
 今日、帰宅してからダラダラとテレビを見ていたら、子供を同じ幼稚園に通わせている四組の夫婦の年収比較なんてものをやっており、悪趣味なことをしりつつ、それを妻と一緒に見入ってしまったのだが、一番高収入の人は宅配をやっている旦那さんで手取りベースで確か56万円ほど。一番収入が低い人で33万円くらい。
 これを見ていたら、何だか「No future」な気がしてきたのだ。自分自身、はっきり言ってそんなに収入があるわけではないし、ただ悪趣味にも人のお財布をのぞき見したときに、ふと思ったのだ。このままダラダラと人生が流れていってしまったら、はっきり言って、自分には何も残らないのだなあと。この「何も」というのは、金銭的なものや人生の意味も含めて言っているのだが、結局何のために生きたのかが分からないということなのだ。

 そういう意味で、私においても「No future」であることを再確認したわけだ。経済的なことを考えずに人生を過ごせるようになったら、どれだけ素敵なことか……。
 といいつつ、現状、自分が別に金に困っているというわけでもないところで、既に自分の人格がねじ曲がっているような気がしてしまう。