BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 古巣の方とお食事をする

 銀行辞めてからすぐに飛び込んだベンチャー会社(今では立派な公開企業だ)で一緒に働いていた方と何年かぶりでお食事をする。「あの頃は子供だったね」が合言葉(笑)
 連れて行ってもらったのは「インディアン・カフェ」というところ。
 そもそも、インディアンというのは大昔存在したアメリカのバイクメーカーで、ハーレーのようなバイク(チョッパーでバーチカルツインってことか?ごめんなさい、詳細は知りません)を作っていたようで、インディアンは軍用、ハーレーは民間用、というように大きく経営方針が分かれたところ、インディアンのブランドはなくなり、ハーレーだけが残ったのだそうだ。
 ところがぎっちょんちょん、インディアンもロゴやブランドは残っていて、今はなんと今風のアパレルを作っているのだという。そのロゴ等々を使ってやっているのがこのカフェだそうだ。
 話の中身は、昔話7割、残り3割は近況報告といったところか。昔のむちゃくちゃな話をし、しばらく会っていない人々の近況を照会しあい、時間はだらだらと優雅に、かつ素敵に過ぎた。やはり、自分が苦労して勤め上げた会社というものは、自分自身がそこを立ち去ったとしても、色々な思いや感情がある分、振り返ると感慨深い。その当時は「何だバーロー」と思っていても、振り返ると、恨みもない、妬みもない。今の私が比較的恵まれた状況にあるということの影響もあるんだとは思うが、まあある意味戦友みたいなものだもんな、恨みようも妬みようもない。
 あそこで銀行を辞める決心がついたからこそ、今の私があるわけで、その頃から思うのだ。
「苦労したとしても、目先『これだっ』と思う好機にはとりあえず乗っておけ」
 やらない後悔よりもやった苦労を買おう(笑) ってのを人生訓にしているからこそ、私は満身創痍になってしまうわけである(苦笑)

 またたまに遊んでください。ありがとうございました。