BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 奥多摩ロングライド

 画像は奥多摩湖
 本当は泊まりがけで自転車合宿に行こうと話していたのだが、皆の都合が微妙に合わず、仕方なく奥多摩でまとまった距離をみんなで走ろう、ということになり、決行したわけである。
 いつもの多摩川サイクリングロードの登戸付近に6時半の待ち合わせ。時間ぴったりに来てみたら、まだ誰も来ていない。しばらく待つとメカ澤氏登場、続いて少し間をあけてS氏にゴロー氏も登場。これで今回のツアーのメンバーは勢揃い。実は今回のコースだが、ゴロー氏と私は初めてなのだが、メカ澤氏とS氏はゴールデンウィークの頃に一回流しているところで、距離にして約170kmくらいとのこと。100km超えるまとまったライドは、へなぽこの私であるがゆえに、例の佐渡島一周以来やっていない。だから、練習としては季節的にもちょうどよい(と思ったが、あまりの暑さに何度か心が折れそうになった)この時期に気心知れた仲間でじっくり走り込むのは、嬉しいイベントなのである。
 さて、コースとしては、多摩サイを流し、福生に出て、青梅街道をひたすら走り奥多摩湖へ。奥多摩湖から風張峠を超えて、武蔵五日市駅の方へ出て、拝島、福生ときて多摩サイへ戻ってくるというかたち。
 奥多摩湖までは、部分部分で車が気になるが、割とふふふんふんというかんじである。途中のコンビニ等で適当に休憩をしたのだが、休憩ポイントの一つだったセブンイレブンで、「パリブレスト」を購入。やはり素通りするわけにはいかないでしょう(笑)
 割とイージー奥多摩湖まで到着。奥多摩湖で休憩をし、そこから少し走ったところの蕎麦屋で休憩。蕎麦を食べ終わって、駐車場で日向ぼっこをしていたら、ハーレーに乗ったお姉さんライダーが大量に到着。駐車場に続々とハーレーを停めて、蕎麦屋へ入っていく。ハーレーって停め方が難しいのかどうかよく知らないが、センチ単位でハンドルを傾けたり、位置を直していたりする。一体全体何の儀式かまったく分からず。とはいえ、バイクがぴかぴかだということを考えると、まだあまりツーリングのご経験のない方がショップか何か主催のツーリングへ来ているのかなあ、などと考えてみたり。
 奥多摩湖を出て、風張峠超え。距離にして16kmくらいだったろうか。東京都の道路としてはもっとも標高の高いところらしい。まずは12kmか14kmくらい登る。これ、激坂はないのだが、脚を休めるようなな場所がなくて、ひたすら回さなければならない。しかも、木陰らしい木陰もあまりなく、暑い。灼熱のアスファルトの上で溶けるかと思った。ボトルの水も心許ない。ってひーひー言っておぢさん組のS氏と一緒に登っていたら、前方より先行していたメカ澤氏が反対車線に登場。「もうちょっとですよ〜」登り切ってから様子を見に来てくれたらしい。ただ、そこはゴールではなく、休憩地点の月見第一駐車場が「もうちょっと」ということだった(笑) とはいえ、月見第一駐車場で休憩。「ここからは直ぐですよ」と言われて、さらに2kmくらい登るのだが、ここは下り返しもあって、何だか切なくなる。下って登って、を何度か繰り返すと「東京都で一番標高の高い道路地点(正式名称にあらず)」が現れる。そこでも軽く休憩。これでやっと風張峠越え達成。気分爽快である。とはいえ、そんなに勾配がきつくないものの、奥多摩湖まで来ているわけだし、それに加えてこの風張峠越えで相当に脚を使った。かなりいっぱいいっぱい、であるが、この先は下りだという。
 ということで、武蔵五日市に向けてひたすら下る下る。車も少なくて走りやすい。私は下りは苦手なので安全運転なのだが、他の三人は相当のスピードでかっ飛んで行ってしまった。下る途中で二軒目の蕎麦屋で栄養補給。この蕎麦屋、古民家そのままで、なかなか味がある。ざる蕎麦を注文するのだが、このざる蕎麦には小皿で煮物だとか付け合わせが何種類か付いてくるからすごくお得な気分だ。蕎麦自体は典型的な田舎蕎麦でなかなか美味しい。
 十分に休憩した後、少しずつ車が増えてくる道路をさらに下り、武蔵五日市駅付近のセブンイレブンで休憩。恒例のハーゲンダッツはここで食した。
 その後はもう車が多くてたいへん。車の左脇をすり抜けるのがえらいストレスになって、かつ疲労も蓄積していることから、妙に苛つく。ってかんじでいつもの国立あたりのセブンイレブンまで一気呵成に走る。実は福生から国立あたりまで、平坦なんだが、披露の蓄積もあって、けっこうしんどい。おまけに向かい風がけっこう強く、トレインを組んでいても微妙にしんどい。
 で、登戸に再び舞い戻ったのが、5時半くらい。当たりはすっかり夕方、夕闇がせまってくるのも近い。名残惜しいが、いったん仲間と別れて、一路自宅へ。自宅で身支度を調えて、ロングライド第二部の舞台である池袋Gibbonへ(笑)
 結局参加したのは、メカ澤氏、私の妻と私という三人だけだったが、美味しくビールを頂いて、11時くらいにお店を辞した。
 いやぁ、本当によ〜く遊んだ一日でした。
 そう言えば、奥多摩では私たちと同じようなサイクリストを多数目撃。すれ違う度に軽く会釈をしたり、手を挙げて挨拶したり、なんだかいいかんじであった。定期的に走る練習コースとしては都内では最適かもしれない、なんて思った。
 三連休はかように始まったのである(苦笑)