BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 中年

 午前中外出して、馴染みの弁護士先生と打合せ。その後、昼食をご一緒する。いったん帰社して、午後から三軒茶屋へ行き、そのまま大手町へ。
 中年になったのだなあと思った。
 大手町では、久しぶりに大学時代の友人と食事をしたのだが、話題になるのは体調管理、子供、住宅、等々。生活感満載の話題ばかり(笑) ちょっと前(でもないか10年くらいまえか)は、自分自身というリソースが無尽蔵にあるのではないかという錯覚を感じていたのだが、実はそれは無尽蔵なものではなく、かなり有限であるということに自覚的にならざるを得ないのが、まさに「中年」ということなのではないかと思う。
 自分の人生が限られているという認識を持つお年頃というのは、人によって違うのだろうが、私は、かなり遅かったのではないかと反省をしている次第である。
 生まれてから30代前半くらいまでは、自分というリソースを慎ましやかながら拡充させていくことが生活の主目的だった気がする。そのときは「拡充」することだけで頭の中が一杯で、そのリソースが有限であるという認識は、私の場合は、恥ずかしい話ではあるが、ほとんどなかった。当然、そうでない人もいるとは思うが。
 40代になると、この限られた自分というリソースをどう活用していくか、これが課題になってくる。
 はてさて、どうしたものか?(笑