BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 一日外にいる、しまじろう上陸

 直行で大手町。午後は芝公園に一日いる。
 帰宅したら、娘は大泣きしながら妻と一緒に入浴中。いやはやこんなに泣くもんなんだとちょっと吃驚。ちょっと可愛そうだが、仕方ない。
 いつも娘が寝転がって遊んでいるリビングのスペースに、見慣れないマットが置いてある。このマット、大きく動物の絵がかかれており、色もけばけばしいくらいに鮮やか。後で妻に「あれ何?」と聞いたら、「ベネッセのこどもチャレンジ」を取り始めたの、とのこと。実際にこんなものが娘の気に入るのかどうか?ということは自分としては半信半疑だった。とはいえ、妻によれば「食いつきはいいという評判」とのこと。確かに、娘をあやすときでもどの玩具を使えばいいのか等々を含め、ノウハウのない私たち夫婦からすれば、毎月玩具が届くというのは楽チンでいいかもしれないが、やはり、「しまじろう」が我が家に上陸するということについては、個人的には非常に抵抗感があったことも事実。
 だって、ただの「トラ」なのに。。。しかもあんなにファンシーで。トラは無意味に大きくて強くなければいけないし、獰猛な野生の目をしていなくちゃいけないのに(って、まあ、そんなのきっと本気で思っているわけではないのだ。「こどもチャレンジ」のように一般化したものに、娘を託したくないという気持ちが少々あるだけなのだ)。
 授乳後、あまりに元気で寝ないので(たまにこういう日がある)、リビングにつれてきて、さっそくこどもチャレンジのマットの上に寝かしてみた。さっそく寝返りをうって、うつぶせになり、マットに書かれたけばけばしい絵を見入る娘。最初、丸い顔をした虫みたいなものを引っ張ろうとして、うまく掴めずにいらいらしちゃう。こりゃいかんと、別の角っこに移動。その角っこには、ウサギのアップリケみたいなものがついており、耳とかはきちんと握れるようになっている。
 娘はこのウサギにすっかり夢中になってしまった。耳をつかみ、口にもっていき、さっそくハムハム。嬌声を上げながら、喜んでいた。
 確かに食いつきは非常にいい。今までほとんどなかった一人遊びがこれで一挙に進むような気がしてきた。
 こどもチャレンジ、恐るべし。こうして、しまじろうに侵食されていくのかと思うと、ちょっと複雑な心境だ。