BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 不条理の代弁者はいつも理解されない

 by同僚。
 カフカは小説だからこそああやって解釈本が何万冊も出版される。しかし、現実に起こっている不条理を詳細に説明してくれたって、その不条理を間近に見ていない人からすれば、その説明を理解できないのは明らかだ。
 かくして、不条理を代弁する人間はいつでも大衆に理解されずに、むしろ馬鹿にされることが多い。
 かく言う私も、不条理を経験してみて、初めて分かった。