BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 三日ぶり

 午前中は直行して子会社の取締役会。なので、約3.5日ぶりに会社に出てみると、自分の席がなかったとか、そんなすばらしい出来事があるわけもなく、ごく普通だった。言ってみて自分の席がないという楽しい妄想プレイはたまにしてしまう。
「あれ? クマおたくさんの席ないですよ」
 とあっさり言われる。
「ほっほう。じゃあ帰りますわ。お先に失礼します。明日来なくてもいいですか?」
「明日からはもうご出社頂く必要はないですよ」
「ありがとうございました。お世話になりました〜」
「こちらこそ〜」
 というかんじでひっそりと出て行く。いいなあ、こういうの。「アラビアのロレンス」は自分自身の夢を「友人たちから忘れ去られること」と書いているが、その感覚に近いかもしれない。ひっそりと、そう、この「ひっそりと」というかんじがいいのである。
 とはいえ、幸か不幸か現実はそうはいかないのだ。
 今日は、妻の体調が悪いということもこれあり、早めに帰ろうと思ったのだが、残務を片付けていたら、会社を出るのが8時過ぎになってしまった。途中、牛乳とペプシNEX(炭酸飲料を所望されたため)、そしてスーパーで売っている微妙にシャビーなにぎり寿司を買って帰った。
 妻の体調は一頃よりもよくなったようだが、まだ寝間着だった。一日中寝ていたらしい。

 家族の健康は家長の健康でもある。早く良くなって欲しいモノだ。