BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 拡大再生産

 朝一番大手町へ直行。その後、銀行時代の先輩とミーティング方々お昼を食べる。鯛茶漬。そういえば、私が昔勤めていた銀行には十五階に社員食堂があり、来客用ということになのであろうか、ちょっと豪勢な食堂もついていた。そこの名物料理が鯛茶漬だったことをふと思い出す。
 鯛茶漬を食べながら、色々な話をしたが、私が昨日のコワイ経験の話をすると、「確かにな〜」と先輩も頷く。
 自分の息子がサッカーをしているせいもあり、彼は実際に自分でもサッカーをやるのと同時に、審判員の資格をちゃんととって、少年サッカーの審判として、週末には笛を吹いている。
「この前、区の大会があったんだけどさぁ、そこでは親とかがさ、相手チームの子供を野次るわけだよ……」と先輩。「で、そんな汚いヤジを飛ばす親のいるチームはやっぱりいいサッカーできないんだよな。小学生のくせにシミュレーションするんだから」と嘆く。
 で、「結局、レベルの低い親はレベルの低い子供を育て、それはデフレスパイラルのように拡大再生産しているかんじ?」ということで、二人で身震いをした。過去、自分が笛を吹いた試合で、あまりにも態度が酷いので、観客の親にレッドカードを出したこともあるとのこと。むむむ、である。
 ちょっとだけ夜なべして、新幹線で帰ってくる妻を待った。最寄り駅で待ち合わせ、二人で帰る。夕食はお土産の鯖寿司。うまかった。

 あ〜あ。