BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 バカボンのパパと同僚に感謝するのこと

 バカボンのパパが永遠の四十一歳であることを知っている人は多いだろう。かくいう私も「♪四十一歳の春だから〜」というアニソンでその事実を知っているわけである。そして、かくいう私もついに「四十一歳」になってしまったわけである(笑)
 この歳になると、歳をとることに対してどんどん不感症になっていく。特に、なまじ自転車などということを真面目にやっているせいで、この歳にしては体力の衰えということでは自覚症状のまったくない私、自分の年齢を自覚する瞬間は、満員電車で新聞を読むのが辛くなったときと、パワポのスライドがA4に二つ印刷されたとき、要するに近場が見えなくなったとき、くらいである。あと、強いて言えば、鏡で白髪をみたときくらいだろうか。昨年は自らの人生のdecadeを振り返ったものだが、今年もそんなことをやったところで新ネタは何もないので割愛(笑)
 嬉しかったのは、職場の同僚が、簡単でささやかではあるが、プレゼントを準備してくれたことである。これは予想していなかったが故に多少のサプライズ感もあり、とても嬉しかった。
 夕方、打合せを終えて、自席に戻ると、机の上に何やらたくさん置いてある。カステラの切り身(おっと刺身じゃねえな)の上に蝋燭がたててあり、クマのイラスト付きのメッセージと何やら紙包みが一つ。ここ最近では一番うれしかった。
 カステラ(笑 確か誰かから貰ったものだ。無理してバースデイケーキを買ってないところが、堅実かつ質素でいいかんじである)の上の蝋燭の炎を吹き消して、紙包みを明けると、中からは大量のお菓子(笑) 煎餅とかチョコレートとか。食べきれないのでみんなで食べることにした。それに「オフィスグリコ券」と書いた紙に百円が一枚セロハンテープで貼り付けてある。
 私が勤める会社には「オフィスグリコ」なるものがあって、百円入れるとお菓子だのアイスだのを勝手にセルフで取り出せるようになっている。私は、このオフィスグリコの中でも、「ジャイアントコーン」をことのほか気に入っており、多分三日に一回くらいは食べている。みんなそれを見てくれているのだろう。逆に言うと迂闊なことはできないということだ。
 この場を借りて、皆様に厚く御礼申し上げます。本当にありがとう! 至らない部門長かもしれないけれども、もうちょっと面倒見て下さい。なにとぞよろしく。
 家に帰ったら帰ったで、妻が、私の好物の煮物(テールスープ)を作って待っていてくれた。妻はここ最近は家にいることが多いので、外食希望だったのだが、私の方がここしばらく外食が続いているので、家で食べたいと言ったら、その希望を入れてくれたのだ。これも感謝である。テールスープと、結婚お祝いで頂いた85年のシャトー・ピション。ロングヴィルを開ける。どうだろ、ボルドーってかんじかと思ったら、案外ボルドーボルドーしていない。時間が経つにつれて、なめらかでまろやかなかんじになった。二人ともご機嫌さん、である。外食もいいといえばいいのだが、私は内食が大好きである。食べて酔っぱらったら直ぐに寝れるから(笑)

 あと、今年はどういうわけか、色々な人々からメール等でメッセージを頂いた。この場を借りて御礼申し上げます。

 よい誕生日でありんした。