BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 古い友人と昼食を食べる

 ここ20年弱くらい(要するに私が駆け出しの銀行員をしていた頃から、だ)、おつきあい頂いている友人(私よりも若干年上でいらっしゃるので、正確に言うと先輩だが、敢えて友人とさせて頂く)と昼食を食べた。
 筆舌に尽くしがたいくらい、色々な話をした。お互い、中小企業の管理畑の経験が長いから、色々な引き出しがあり、その引き出しの話をしているだけで、直ぐに1時間、2時間経ってしまう。お互いの引き出しの棚卸しをするという意味では、本当に頭の整理になるわけで、感謝するしかないのである。私が持っていない引き出しで関心したのは「社葬」。多分、やる可能性は極めて低いのだと思うが、でも大変そうで、彼はそれをも経験したという。無敵に近いかんじ、である。
 それはそうと。昼食はパレスホテルの「IVY House」で食べたのだが、ここのカレー屋、薬味が死ぬほどあって取り放題だったのだが、徐々に薬味の種類が少なくなり、何とついに取り放題でもなくなってしまった。小さな皿にラッキョウ福神漬け、(確か)茎ワカメが寂しくのっているだけ。ううむ、コスト削減もここまで極まったか、というかんじで、昔の薬味取り放題を知っている私からすると悲しい限り、であった。エントロピーは増加するとはいえ、過去を懐かしむというのは悪癖には違いないと思いつつも、ううむ、どうしても過去を偲んでしまうのは中年故の悲しいサガなのか、まあどうでもいいけど、パレスのカレーは事実上の値上げをしているってことだ。

 それはともかく、カレーを奢ってもらってしまい、大変に申し訳ありませんでした。この場を借りて御礼申し上げます、ありがとうございました。