BearLog PART2

暇な中年の独り言です

「物を表現すること」と「ビジネスをすること」

 表現や批評において、「課題」を見つけて、その課題に対処することについては、私はあまり得意ではないのだろう。
 ものごとを批評したり、表現したりする場合、一番重要なことは、「課題を見つける」ということなんだろうと思う。自分の能力にあっていて、それが世間様に受け入れられ、(プロならば)それが金銭に交換される、という「課題」を探さなければならないわけだ。「課題」が見つかれば、実は創作・批評上の問題は50%は解決したも同然なんじゃないかと思う。
 ただ、この場合、自らが設定した課題に対して、非常に粘り強く取り組むということが必要だ。これが残りの50%だ。
 これに対して、「ビジネスをする」場合においては、次から次と頼まないのに降ってくる「課題」に対して、ソリューションを都度提供していくという意味において、「課題」に対する対処法が、ビジネス遂行能力の大半を占めている。「課題」はむこうから降ってくるから、その課題を「流していく」ところが、90%くらいのウェートを占めることになるだろう。
 そこではパラレルに物事のソリューションを「流していく」ことが重要になるわけで、自分が飽きる前にソリューションを提供していく方が価値を持つのではないかと思う。
 ここ最近、自分が物事を「流す」ことには非常にたけていても、粘り強く対処することはそんなに得意ではないのではないかという哀しい認識を持つにいたった(笑) どうだろう、得意ではないというよりも、好きじゃないのだな。
 要するに飽きっぽいのだ。
 この欠点を改善していかなければ、あまり未来はないのだろうと自覚はしている笑