BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 年齢、ポリティクス

 夕方から某社にて超長尺のミーティング(笑) トータルで3時間くらい。のぞみだったら新神戸くらいに着いているだろうか。議論が生産的かどうかは問うまい。というのも、ある種のアリバイ作りみたいなミーティングだからだ。弊社側の参加者は一様に疲れていたが、きちんとした応対ができたのではないかと思う。
 ミーティング終了後、六本木の「うまいぞぉ」で、前職時代に大変にお世話になった某大企業の幹部でいらっしゃる大先輩と前職の同僚と三人でお食事。約40分の遅刻をお詫びしつつ、join。「うまいぞぉ」は、昔、手伝っていた会社が近くにあったのでよく来た飲み屋だ。オーナーはグッチ裕三。アイデア溢れる創作料理が売り、というかんじである。
 昨日の宴席も、個人的には非常に面白かったのだが、今日の宴席も非常に面白く、かつスリリングで楽しかった。
 話は例によって多方面に渡ったが、(私のターミノロジーで勝手に翻訳すると)「企業内部における文化人類学的な観点から見た社員行動(=ポリティクスだよね)」の話が非常に盛り上がった。言葉は悪いのだが、「ass kissing」ができる/できない、というところ、すなわち、割り切れる/割り切れない、のめる/のめない、といったところが、企業内部におけるバーゲニングパワーを大きく左右するというところの話はスリリングで面白かった。
 私は、理不尽なことに対しては、それを「割り切って」流す、ということが体質的にできない人なので、多分、大きな組織体での出世というものは絶対にないだろうと再確認(笑) できないことはできないし、したくないことはしたくない。だから、転職を繰り返す(苦笑)ことになる。
 とはいえ、かつてよりも許容度は上がっているような気がする。やはり年齢のせいか。やはり子供ができたせいか。それは成長というよりも、自分にとっては「変化」に近い。どっちの状態が優れているかの判断がつかないから(笑)
 お互い、また自分の状況に動きがあったら連絡を取り合いましょう、ということになった。
 非常に楽しかったです。また是非ご一緒させて下さい。