なおたけさんのBlogで知ったのですが、御大、来日だそうです。
「展覧会の絵」に入っていたような気がするんですけど、「ナットクラッカー」とか、まあまあよう弾いてくれるわな〜というかんじでそんなに嫌いではないんですよね。なおたけさんも言っているが、私ら世代にしか伝わらないんだろうなあ。
ELPやYesやKing Crimsonなんかは「プログレ御三家」などと言われていたものです。私はどちらかというと、クリムゾンが一番好きだったっすよ。
そう言えば、昔のロックミュージシャンはどちらかというと「職人」ってかんじがしたものです。ベース一筋、キーボード一筋みたいな。昔のミュージシャンは音楽の構造とかコンセプトを競い合うよりも、楽器を上手に弾くみたいなところ(それでもロックミュージシャンのテクニックは往々にして拙い場合が多い)や楽器の音に対するこだわりが強かったように思います。
キース・エマーソンなんて、まさに「職人」ってかんじです。職人だけに物語も作りやすいし、聴き手も音楽以外のところで安易な感情移入もしやすいし、それなりに一つの完結した世界ができていたような気がします。
これを読んでいる方でも、きっとキース・エマーソンのライブへ行きたくなった人がいるでしょう?(笑) 私は今回は行きませんけど。