BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 久しぶり

 久しぶりに昔からの友人と食事。一人は群馬で次なる雄飛の機会を待っている政治家、もう一人はコンサル会社の社長様。政治家殿は大学時代からの友人で、社長は銀行の同期ということで私クマおたくのことを隅から隅までよく知っている男達であったりする。
 最初は水道橋の中華料理屋、次には三崎町の小料理屋にて。けっこう飲んでしまった(笑)まあいつものことだから、仕方ないか。結局はタクシー帰宅になった。
 その夕食の席で言われたこと。
「お前がまじめに働いているのは不思議だ」
 ううむ、なるほどね。おまけにこうも言われた。
「お前のいいところは、マックス・ウェーバー的な『プロテスタンティズムの倫理』とはまったく無縁のところだ。自分の才能をまったくいかさないでいるっていう贅沢ができることだ。でも今はまじめにやりすぎだよね〜」
 そうなんだろうか。
 そもそもあまり自分には才能がないのだが、そもそもその乏しい才能をまったく発揮しないという意味において、贅沢な存在なのかもしれない。今はそのなけなしの才能を何とか使ってビジネスしようとしているのがかえって痛々しいのかもしれない。

 長いこと私のことを知っている友人ならではの慧眼。
 やはり、私はビジネスに向いていないのだ(笑)