BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 代表

 朝一番定例会議、次に採用面接、次に監査役殿とのミーティング。お二人の監査役と法務担当と一緒に昼食をとってから、来客。ロンドンから来られた方で最近の資本市場動向などをお伺いしたが、一つ勉強になったことがある。「CB+自社株買い」なんていうプレイが流行っているらしいのだ。アップ率等々の設定により、場合によってはコールスプレッドのようなエコノミクスをえられたりするようなことを平然とやっている会社があるというのだ。
 これは勉強になった。
 大昔、「調達」という側ではなく「運用」という側で、コールスプレッドだのクリスマスツリーだの、そういったオプションがらみのプレイは随分と試したものだが、発行体がそういったオプションプレイをしているというのは、なかなか時代を感じてしまう。発行体といえども高度の知識が要求される時代なのだ(って、当たり前か……)
 夜は代表の試合を家でだらだら観戦。ちょっとした注意力の欠如で失点してしまうという「ドーハ」以来の悪癖直らず。ただ、プレーの中、瞬間瞬間で光るパス回しなんかがあった。それはそれでいいのだが、点が入らないと勝てないわけで、ファンタジーと現実は両立しないのか?という難しい問題はここにも転がっている。
 現実はいつでも人を冷徹に裏切り、せっかくペナルティエリアの前までボールを運んでも、あっさりクリアするし、場合によってはオフサイドトラップを食らわせたりする。
 現実はいつでもきびしい。