BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 文化人類学的アプローチ

 あまり知見がない中で言うので、ひょっとしたら間違っているのかもしれないので、賢明な読者の方に訂正頂きたいのだが、現状の経営学なるものは「資本主義」を前提として、全体のロジックが構成されているような気がするのだ。
 考えてみれば、世界が資本主義に覆い尽くされているとはいうものの、資本主義の歴史じたいはまだ多分数百年くらい。人類の営みの中ではきわめて短い時間と言ってもよいだろう。そう考えると、「経営」とか「会社」といったことを、「ミクロな富の分配システム」としてとらえ直して、考えていくことは面白いし有益なのではないかと思った。以前もこんなエントリで、会社の中の出来事を文化人類学的なアプローチで分析したら、どうなるだろう?ということを妄想していたが、何となく、その理論的根拠を得たような気がした。

 資本主義を前提とせずに人間の集団の一つとして「会社」という組織をとらえ直すこと。

 これができたら、案外面白い結果が出てくるような気がしてきた。妄想継続(笑