BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 紀ノ善

 夕方、子会社の方から差し入れというかんじで紀ノ善の抹茶ババロアを頂く。血糖値が低くなっていたところだったので非常にうれしい。人はちょっとしたことに感動するし、ちょっとしたことに失望する。その事実に我々は十二分に敏感になっていなければならないのだが、案外忘れてしまうのがいけないし、また、その些細なことにこだわりすぎるがゆえに大胆不敵な行動がとれなくなる(要するに他人に対していい意味での「不意打ち」)ということもこれあり、なかなかバランスが難しいところである。
 オフィスを早めに出て、青山のCOMME des GARCONSのお店を覗く。ギャルソンの服はいつ見ても楽しいのだが、高くてあまり買う気にならないのがたまに傷である。ここ最近は色々なラインが出ていて、見ているだけでもたのしいから、観賞用としてウィンドウショッピングに専念というところだろうか。ギャルソンもブランドなのだろうが、自らのブランド性を否定してしまうような内在的な初期衝動が内包されているところが美しいと思うのだが如何だろうか。
 ギャルソン見てから、子会社の社長様と会食。青山通りからちょこっとだけ入ったところのお店。当然耐先輩であるからして、色々と示唆に富むお話を頂くことができた。こういう風に知的刺激があってかつアルコールが入ると本当に楽しい。しかも奢って頂いてしまった。この場を借りて心から御礼申し上げます。
 何となくではあるが、よい一日であった。