BearLog PART2

暇な中年の独り言です

 やっぱり友達はよい

 って当たり前か(笑)
 朝、渋谷に出たら(私は今や定期を持っていないので毎朝通勤経路を変えている)、山手線のホームに嫌になるほど人がうじゃうじゃいる。なんだろうと思ったら、ポイント故障か何かで激しく遅延しているようだ。これじゃあだめだなあと思い、SUICAの払い戻しをしてもらってから、半蔵門線に乗り、永田町で有楽町線に乗り換え、飯田橋まで来た。結局定時に10分強ほど遅れてしまった。いかんいかん。ただでさえ朝来ないのだから、本当にいかん。
 夜は銀行以来の友人と呑み。久しぶりに渋谷のLennonへ行った。私が店に入ったときは、まだ誰も客がいなくて、がらんとしたよいかんじであった。チャンドラーの名作「長いお別れ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-1))」で、マーロウと友達になる男が「開けたばかりのバーでの一杯は最高だ」みたいな台詞を呟いていたのをふと思い出す。
 友人とはお互いビールを一杯呑み、二人でワインを一本空ける。面白い話がたくさん出て、楽しかった。いくつか印象に残った話もあるのだが、その中でもシリコンバレー視察ツアーに行こうという企画や、それから自動車の次に外貨を獲得できる産業を育てなければ、石油も食べ物も何にも購入できなくなって、日本は確実に貧乏になってしまうのに、この覇気のなさはなんなんだろう?とか、とにかく世を憂うオヤジ二人として、大いに議論した。
 周囲に加齢臭をまき散らしていないことだけを切に願う(笑)